粗石の魔道士

pauper備忘録【氷雪ジェスカイ】エルドレイン後

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新環境と氷雪ジェスカイ

エルドレインが発売して、パウパーにも新しい風をもたらすカードがいくつか収録された。前環境からこねくり倒している氷雪ジェスカイも何かアップデートできないかと目を皿のようにして眺めたところ、2点見つかった。

魔法の井戸

粗石の魔道士/Trinket Mageでサーチできる「天才の片鱗/Glimmer of Genius」。が、トリンケットの序盤の役割はマナベースの安定化なので、優先度が相当低く、4マナをかけて2ドローというインパクトの弱さもあり、コントロール調に寄せない限りは不採用とした。枠も余裕がない。

閑話休題で、魔法の井戸/Witching Well4採用した氷雪ジェスカイ【参考https://www.mtggoldfish.com/deck/2356652#online。が、採用されているカードからして戦略・戦術がだいぶ異なる構成に思う。きらめく鷹/Glint Hawk4・宮殿の歩哨/Palace Sentinels3・虹色の断片/Prismatic Strands3というところからして攻めるイメージか。魔法の井戸については、アーティファクトカウント以上の要素を感じないので、多分鷹で戻す対象の一つなのだろうが、幼い頃から欲しいものを制限されてきた自分としては「鷹でアーカムの天測儀/Arcum's Astrolabeを戻さないとモッタイナイ」となるので、なかなか相いれないレシピ。間違いなく作成者は生活に余裕がある。回してみたい。

潮流のマントル

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友人界隈が調整していた中で「青単に骨断ちの矛槍/Bonesplitterよりも小剣/Short Swordのほうが環境にあっている」という見地があり、それを氷雪ジェスカイに流用したレシピで勝った【参考https://twitter.com/harayuu0606/status/1172904356934377473ためか、潮流のマントル/Mantle of Tidesも注目の的として人口に膾炙されていた。「熟考漂い/Mulldrifterを想起するときにマントルがあると稲妻/Lightning Boltで処理されず儚い存在/Ephemerateを打てる」という想定も話題に挙がっていたのも一役買っていた。今大会に臨んで自分は「さすがに新エキスパンションのカードを採用しないデッキ使わないと寒いだろう」という顔色伺い的盤外要因によって採用を決めた。以下採用にあたってのチューニングについて語る。

①きらめく鷹の採用:装備品の活用=生物枚数の確保ということで優秀なコーの空漁師/Kor Skyfisherに類似の鷹を採用。しかし先述のとおり「鷹で戻すのは絶対アーカム」という固定観念の持ち主なので、安定した運用を渇望、マントル使用、の機会のためにもトリンケットを4に増量。今大会では不自由なく使えたので増長。

呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite4採用:生物枚数の確保とともに、自分が持っていなかった”除去を誘うための”スプライトの使い方【参考https://twitter.com/kato1850/status/1177071154734878720を見、知見が広がったので4に踏み切った。強いときに強く、弱いときに弱いのは変わらないが、強く使えるパターンが増えたのは僥倖。また一つ学びを得た・・・。

マントルに関係ないところの変更点として、熟考漂い・儚い存在・古術師/Archaeomancerを減らした。これらは能動的ではなく、使える場面が他の札よりすくないので「強いシーンが想定できる」ロマンよりも「使いやすさ」の現実を優先させた。経験則なので偉そうなことは言えません。マルドリブリンクなんて積極的にやらないし、やらなきゃいけない盤面に持ち込まないようにプレイできていないとダメ。

飽きたので戦績。

大会結果

1R:赤単ゴブリン

1G:コーの空漁師で盤面に抑止力ができて、勝ち

2G:5まで削られるもスプライトとかでジワジワ返して勝ち

〇〇

2R:青黒コン

1G:こちら2ランドストップで顔面崩壊

2G:相手4ランドストップにつけこむ

3G:相手4ランドストップにつけこむ

×〇〇

3R:親和

1G:あんま覚えてないけどさばけて勝ち

2G:物読み/Thoughtcast→物読みから4/4が100体でてきたので爆発四散

3G:スプライトスプライト儚い存在で応酬に勝利したのが分水嶺になったと思う勝ち。

3-0.対戦相手の方々いいひとばかりでまた来週も行きたいと思います。


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