見出し画像

言葉の力で未来を切り拓く。読書が育む子どもの考える力とは?

我が子があまり読書をしない。
そんな親御さん、高学年を担任する先生向けに読書の大切さの語りを書きました。お役に立てたら嬉しいです。


なぜ 読書が必要なのか。

人間は言葉を使って考えごとをします。 特に子どもはなんと一日に40000回も頭の中で考えごとをするそう です。
「今日、帰ったら何しようかな」
「先生は何を考えているのかな」
「あれ?この問題の解き方は?」 などいろいろ考えますよね。 私たちがこうして今考えていることは自分がもっている言葉をつかって考えています。


もし持っている言葉の数が ゼロならば人間は考えることがきません。感 じることはできても考えることはできないのです。 だから生まれたての赤ちゃんに考えて行動することができないのは脳が 発達していないからではなくて、ただ 単純に言葉という道具を持ってい ないからなのです。だから「喉がかわいたなあ」と言葉で考えることができません。

でも 水分をとらなければ 大変なことになります。赤ちゃんは どうする のでしょうか。

そうです。「泣く」のです。
赤ちゃんは 成長する過程で言葉を覚えていきます。そうして はじめてやっと考えることができるのです。

私たちも同じです。
日本語では簡単に言えることも外国語では スラスラ 表現できませんよね。それは 外国語という言葉を知らないからです。ある意味外国では「赤ちゃん」と 同じなのです。

それと同じで 日本語であっても言葉を知らないことが 表現力のなさを 表すことにつながるのです。 知っている言葉の数が多ければ多いほど多くの「選択肢」を考えつくこと ができます。知っている言葉が多いほど他の人が思いつかないアイデアを考えつくことができます。

言葉の数を増やすには どうすればいいの?

そうです。「本を読む」 ことです。多くの本を読み 言葉の数を増やしましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?