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人生で幾度となく落とし物をした人の、落とし物の探し方

先日、iPhoneを落としました。
ちゃんと気づくまでに3日かかりました。
家の中にあるかと思った。
それから、見つかるまで約1週間かかりました。

そういうとき、どんなマインドで望めばいいかを、
お財布やら鍵やらiPhoneやらを、幾度となく落としまくっている私がお教えいたします。

その1 まず長期戦を覚悟する

探し物において最も大切なのは、余裕と冷静さです。
いつ、どんな時落としたのか、どこまではあったのか、どこから探すのか、
どこを探し終わって、そこはちゃんと探し終わっているのか、などなど、
考えることがいっぱいあるのが探し物です。
詰将棋のようなものです。
だから、冷静さを失ってはいけません。
緻密に、一個一個可能性を潰していくイメージで、探すのです。
だから、まずは長期戦を覚悟します。

その2 無かった場合のことも考えておく

この世の中で、無くなってしまったら本当に大変なものはありません。
無かった場合のことを考えれば、探し続ける期間も決まってきます。
大切な人の何かを失くしてしまったら、長い時間探し続けるよりも、気持ちのケアをしてあげる方がいい時もあります。
スマートフォンを失くしてしまったとき、1週間以上探し続けるなら、買い換えた方がいい場合もあります。
また、クレジットカードやスマートフォンが失くなっても、最悪の場合こういう手続きをすればいいということがわかっていれば、より冷静になれます。
本当になかった場合のことを考えれば、探す期間が決まります。

その3 ツンデレを思い出す

基本的に失くしものはツンデレです。ヤンデレかもしれん。
全く目をつけなそうな場所で、堂々とあなたを待っています。ずーっと待っています。
だから、自分が耐えられる期間だけは、愛を持って、希望を持って、探してあげてください。
もしかしたら…なんて思ったら必ず見に行ってあげてください。
わたしは、その候補がいくら考えても出てこなくなるまで繰り返し探します。
きっと最初は何十箇所も候補がありますから、途方もなく感じるかもしれませんが、まずは1エリア探すことに集中します。
また、わたしほどのプロになりますと、すべての箇所を探し終わった後に、もう一度探します。
ただし、自分の精神が不安定になったら、直ちにやめてください。
ツンデレもヤンデレも同じですが、当たってしまったらおしまいです。破局です。
余裕と冷静さが1番大事です。

その4 一旦忘れる

はい。とはいえ、絶望の時期はやってきます。
もしくは、優秀な方であれば、集中しすぎて疲れたかもしれません。
そんな時こそ、思い出してください。探し物は余裕と冷静さがいのちです。
なので、休みましょう、お茶休憩しましょう。
コーヒーよりはココアがいいです。
副交感神経を優位にさせて、リラックスしましょう。
これを、戦略的ステイと言います。
このとき、あなたは一旦探し物のことを忘れるべきなのです。
そして、リラックスできれば次のアイデアが浮かんでくるはずです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
職務経歴書には載せられないスキルですが、生きる上では役に立つかもしれません。
わたし自身、これまで何度もお財布やらケータイやらを無くしまして、全て帰ってきています。
もちろん、日本の素晴らしさでもあり、また運が良いとも言えます。
しかし、だれかの大事なものを探す時こそ、この力は真価を発揮します。
ディズニーランドで落としたチケットですら、帰ってきました。
彼女は、欲しかった絵柄のチケットだったようで、とても喜んでいました。

自分の大切なもの、誰かの大切なものを探す時には、ぜひ思い出してみてください。

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