日本語の「枯渇する」に相当する英単語・英熟語とニュアンスの違い

日本語の「枯渇する」は、英語で様々な単語・英熟語で表現できます。それぞれのニュアンスの違いを理解し、適切な表現を選ぶことが重要です。

1. Depletion

  • 意味: 減少、消耗、枯渇

  • ニュアンス:

    • 資源やエネルギーなどの 有限なものが減っていく 状態を表す。

    • 計画的な利用や環境保護の必要性を示唆する場合もある。

    • 例: The depletion of natural resources is a serious problem. (天然資源の枯渇は深刻な問題です。)

2. Run out

  • 意味: 使い果たす、尽きる、枯渇する

  • ニュアンス:

    • あるものが 完全に なくなることを表す。

    • 突然なくなる場合や、計画性の欠如を暗示する場合もある。

    • 例: We ran out of water during the hike. (ハイキング中に水が尽きてしまった。)

3. Dry up

  • 意味: 枯渇する、干上がる、涸れる

  • ニュアンス:

    • 水分が失われて 乾燥 する状態を表す。

    • 川や湖などの 水源 がなくなる場合に使用される。

    • 例: The river dried up during the drought. (干ばつで川が干上がった。)

4. Be exhausted

  • 意味: 枯渇する、消耗する、尽きる

  • ニュアンス:

    • 人や物などの エネルギー がなくなることを表す。

    • 疲労や消耗によって機能が低下する場合に使用される。

    • 例: The workers were exhausted after a long day of work. (労働者は一日中働いて疲れ果てていた。)

5. Give out

  • 意味: 尽きる、枯渇する、故障する

  • ニュアンス:

    • 物が 機能しなくなる ことや、資源が なくなる ことを表す。

    • 突然の故障や、限界に達することを暗示する場合もある。

    • 例: The battery gave out and the car wouldn't start. (バッテリーが上がり、車が動かなくなった。)

6. Be scarce

  • 意味: 少ない、不足している、希少である

  • ニュアンス:

    • あるものが 手に入りにくい 状況を表す。

    • 数量が少ないだけでなく、価値が高い場合にも使用される。

    • 例: Water is scarce in many parts of the world. (世界の多くの地域では水が不足している。)

7. Be depleted

  • 意味: 減少する、消耗する、枯渇する

  • ニュアンス:

    • Depletion とほぼ同じ意味だが、より フォーマルな場面 で使用される。

    • 科学論文や公式文書などでよく使われる。

    • 例: The ozone layer has been depleted by human activities. (オゾン層は人間の活動によって減少している。)

8. Be drained

  • 意味: 枯渇する、消耗する、疲れ果てる

  • ニュアンス:

    • エネルギーや資源が 完全に なくなることを表す。

    • 疲労や消耗によって 何もできない状態 を暗示する場合もある。

    • 例: I'm so drained after working all day. (一日中働いて疲れ果ててしまった。)

9. Be extinguished

  • 意味: 消滅する、絶滅する、枯渇する

  • ニュアンス:

    • 火や光などが 完全に なくなることを表す。

    • 動植物などが 絶滅 する場合にも使用される。

    • 例: The fire was extinguished by the firefighters. (消防士によって火は消された。)

10. Be at an end

  • 意味: 終わる、終焉を迎える、枯渇する

  • ニュアンス:

    • あるものが 完全に 終わることを表す。

    • 資源やエネルギーなどが 使い果たされる 場合にも使用される。

    • 例: The oil reserves are at an end. (石油埋蔵量は枯渇している。)

まとめ

日本語の「枯渇する」は、英語で様々な単語・英熟語で表現できます。それぞれのニュアンスの違いを理解し、文脈に合った表現を選ぶことが重要です。


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