キャストリアの話をしよう

前回からだいぶ間が空いてしまったがなにか雑文でも書こう。

今回はFGOでアーツサポーターのぶっ壊れのアルトリア(キャスター)が実装された、その経緯の予想をしよう。

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僕の結論はこうだ「FGOは宝具という最大の売りをスキップ出来ないので、戦闘もスキップさせないが、その代わりに有償(だが無償で大量に引かせるので)で快適に戦闘を進められるアーツにテコ入れしました」というメッセージであると。

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僕が今一番遊んでいる「メギド72」や「プリンセスコネクトRe:Dive」で戦闘を回避できることに面白さに遜色が無いどころか、周回をスキップ出来ないことに大いに無駄を感じる価値観を植えさせるアプリが後追いで出てきている。これに関して、FGOは全く焦ってなかったと思われる。

 だが、FGOを遊び倒している人たちは「アーツシステムのヤバさ」を予測できては居た。

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例えば前環境最高峰のアーツサポーターである『玉藻の前のスキルのどれかに「NP付与(EXTRAで猛威を奮った黒天洞)」が付いてしまったら環境が激変する』、だからこそこれが弄られないか、新規実装サーヴァントにアーツバフとNP獲得が付いてしまうキャラは出てこない、そう言われていたし思っていた。しかし現実は環境が激変した。誰も悩まずに「最高」といえるサポーターが出てしまったのだ。

 FGOの環境はたいへん渋い。どれくらい渋いか?というとクイックというカードの最高峰サポーターであるスカディ実装後に実装されたクイック宝具アタッカーは軒並み性能が控えめになっている。スカディの恩恵を最大限に受けた(性能評価が一変した)のは巌窟王、アタランテ、パールバティー、ランスロット(狂)辺りである。これらは全てスカディ実装前に実装されたキャラである。

 スカディが居ない、もしくは巌窟王が居ない、スペースイシュタルが居ないカルデアでは周回は大変つらい。アーラシュや、陳宮という既存のシステム鯖も居るがそうじゃないのは大変つらい。こういう飢餓感が次回復刻時に集金を大量に増やせるであろうと運営と調整者は思っていたであろう。

 が、実態はそれまでの停滞していた環境をぶち壊してしまった。これは一体なんだろうか?何がFGO運営で起きたのか?これは簡単に予測できる。復刻と再復刻がないとされたイベントの復刻新規イベントの少なさ、リアルイベントの中止、テレワーク業務環境、などが原因であろう。FGOはチャンピオンであまりにも巨大に規模がなってしまったが故にソーシャルディスタンスを守って開発ができなくなったのだろう。

 以上が僕が「FGOの周回スキップ機能」であるところの「アルトリア・キャスターの実装の原因」であると断じる。FGOは本来ならほぼ全てのプレイヤーのメインアプリであるが故にスキマ時間でこなせさせることはないと高をくくっていたが実際には皆の空いてしまった時間を取り戻せないとデータで集まってしまったのであろう。このキャストリアはトップメタのクイック環境と、準じるアーツ環境、かつての最優のバスター環境の意地を捨ててまでぶち壊すには早すぎるのだ。

この世界に怨念を振りまく(理想:現状は愚痴ってるだけ)悪霊。浄化されずこの世に留まっている(意訳:死んでない)