僕と僕の人生の登場人物紹介

 僕のお話に登場人物は少ない。何故なら僕は何らかの形でよく虐められていて、人間関係をリセットする機会が多すぎた。なので家族を除いて引き続き登場する人物が少ない。彼ら彼女らが登場するのは現在進行系ではなく過去のお話である。

 残念ながら現在特筆するべき親しい人は居ない、寂しいが悲しい話ではない。僕の現状は凪のような静かにストレスも少なく過ごせている

 第1回目の人間関係リセットは小学校である。母が祖父母の嫌がらせに耐えかねて家を捨てて逃げた。この時本来父親との離縁が為される筈だったが、父も同様に祖父母には被害を受けていた。ここで父との関係性も継続した。この時の家は大変貧しかった。勿論家のローンは残っているのだ。

 ここでの登場人物は居ない。僕が全員忘却したし、僕に味方は居なかったので全員敵である。

 2回目のリセットは高校進学である。ここで僕は小学生以来の友人たちすべてを捨てた。ここで捨てたのは

友人K:隣に住んでいた同学年の人物
友人I:Kを経由して出会った。

 3回目のリセットは大学進学である。僕は此処で問題の先延ばしをした。就職への展望が無かったのだ。

友人K2:社会人まで続いた友人である。彼以外はここで連絡途絶した。

 4回目のリセットは大学中退である。大学で人間関係が崩壊したが学力では何も問題がなかった。だが、医療系の道へ進むしか無い進路に絶望した。卒業時に就職先が無くなる未来が見えたのだ。(今で言うブラック職場だったのだ)

S先輩:最愛の人。僕の大学生活は全てこの人を基準に動いていた。同好会も掛け持ちのサークルも彼女に勧められたという体裁である意味ストーカーしてたといえる。交際中の男が彼女と二股だったのを承知してたのか?騙されてるとしか見えなかったが彼女が彼に尽くしているのは見てて辛かった。
Kさん:大学で一番仲が良くなった、交際直前迄行ったがお互いの誤解ですれ違った。だが事実を見ても無理な関係だった。(彼女の望みはマッチョな男性だった)

 5回目のリセットは、もはや関係性を持つ人は居ないのだが、ここで過労で倒れた。その後、半年間雇用保険で職業訓練校に通ってそこでの一時的な仲良しグループを作る。

Dさん:多分2番目に好きな人。ガンプラ女子という希少度SSRの女性である。出会った時点で他の人と婚約してたので目はなかった。再就職を期に途絶。彼女はいずれ語りたい。

 6回目のリセットは過労二度目、ここで遂に精神的に再起不能に成った。鬱病である。この時は処方された薬で毎日朦朧としてた為か、記憶に大きな空白が有る。僕自身何をしていたのか?分からない。

友人K2:非モテ系だと思ってたがこちらの鬱病闘病中に結婚してたらしい。呼ばれすらしなかったので、あちらからはそう見られていたのだとここで知る。思いの外、こいつが僕の友人枠の多くを占めていたらしい。独身時代は北海道在住だったので北海道旅行が宿泊料を考えずに出来ていたので大変惜しい奴だった。こう書くと酷いやつだ僕は。

 7回目のリセット。フリーターとして点々と職歴を汚しながら生き延びている。バイト先で解雇の憂き目に会い、パワハラに腸煮えくり返ったために職場に内緒で気の合う連中と結託して退職した。

Mさん:大変美人な女性。僕の人生で1番なのでは?というくらいの容姿だった。ガッカリなのは彼女の彼氏が犯罪者、僕の眼の前で窃盗まがいの事をやっていた。この事をさも当然に「騙される方が悪い」言い切ったゲスい人だった事だ。

 以上で私の物語の登場人物紹介を終わる。彼、彼女ら以外の話は多分出てこないだろう。

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