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女性交際とうんこのお話

 前回登場した女性だが、この度深い記憶の奥底に封じられた事実を発掘した。それなりに好意を持たれる癖に女性と交際しなかったのか?大学時代はそりゃもうヤる気満々で女子の好感度稼ぎのトークなど行動しておきながら何故交際にならなかったのか?

 この疑問、実はよく忘れる。カウントしてるだけで3回ほど学生時代の異性交友を反省し僕の人生におけるセックス唯一のチャンスをモノにしなかったのか?と決まって後悔していた。体重が当時ガリガリの55kgだったのだ、僕の骨格で55kgはかなり肉が足りない。そもそも体重の維持すら出来なかったのだ。

 結論から言うとうんこだった。小学校の時トイレで大便をすればイジメに合うような境遇だった。正確にはイジメのネタにバリエーションが増えるというモノだ。少なくとも20代で過労で倒れて休職するまで、若い間は兎に角お腹が緩く、異常なガス腹気味であり、トイレの頻度が異常に高かった状態だった。

 事実を開陳すれば兎に角つまらない状況(いや、緩い)であった、つまりオナラをバスバスだして、たまに肛門が仕事をサボり便を排泄するようなガバガバ監視体制直下において、そういったナイーブな男の事情を知らない、配慮の精神もない女性との交際など起きる訳が無いのである

 僕のイジメは、幼稚園から始まりメンツがそのまま進学し、小学校へ。転校したが僕元来のイジメられ体質を改善しないままで転校先でもイジメられ、イジメ経験だけは大変充実している。

 何しろ、成人した今ではそのイジメ人間データベースは高確率で、その人物の本性を暴き立てるのだ。大学では大変役に立った。僕を好きだと主張する大学で同学部女性二人が居たが彼女らは、僕の過去に酷い事をした女の子との性格、行動様式の類似点が非常に多かった。なので僕は彼女らに初めて会った時から強い警戒を持っていた。それは杞憂でも何でも無く、事実将来起きた『僕が彼女をヤり捨てにした』の誹謗中傷の出処が彼女達であったのだ。

 それで一番仲が良くなった女性との交際をしなかったのも、実際には彼女とデートに出かけようにも我が肛門はいつものように元気に屁を大量生産していた。その屁を止めない限りナイーブな僕は女性との交際は不可能だったのである。大学を童貞を過ぎ去ったのはコイツのせいである、更に言えばガス腹という事情を当時は女性に理解がなかったと思います。

 そもそもオナラバスバス出す彼氏とか、女性の人ら交際したいですか?したくないですよね?うん、だから僕は正しいはずなんだ!

 今現在体重はもりもり増えてガリからデブへと変貌したが大腸と肛門はようやく人並みのオナラとウンコ頻度である。それでも多少多めである。油断すると軟便状態になるので予断を許さないが。

この世界に怨念を振りまく(理想:現状は愚痴ってるだけ)悪霊。浄化されずこの世に留まっている(意訳:死んでない)