お金に対する価値観
私は占いが好きです。
占いって、値段が色々ありますよね。
無料から高い値段のものまで。
自分が占いをしてもらう側として、高い料金を見ると「わー!なんでこんなに高いのー!?」と思っていました。
「私が占いをする側なら、絶対に格安料金設定にする!」とも。
しかし、お金に対するインプットをしていく中で、これは自分自身を大切にしていないことと同じだと気付きました。
高い料金が良いと言っているわけではありません。
自分がどれだけの価値を相手に与えてあげられるか。
それに対してどれだけの報酬を頂くのか。
そういったことを真剣に考えたことが無かったので、『安ければ安いほど良い』と感じていたのかもしれません。
それはむしろ奉仕の精神。
自分を犠牲にして相手のために尽くしていく行為。
もちろん奉仕は素晴らしい精神です。
相手のことを思い、もっと喜んでもらうためにはどうしたら良いかを考えることは、とても大切なこと。
しかし、それは自分の犠牲の上に成り立つものではありません。
『満たされた自分』がいて初めて、成り立つものだと思います。
自分が満たされているからこそ、誰かを満たしてあげることが出来る。
そして、今の社会で暮らしていく中ではお金は切っても切れないものだと思います。
お金に対する先入観(お金儲け=悪)にとらわれて、自分自身の提供する価値を無償で与え続けるとしたら、きっとどこかで行き詰まる。
そして限界がやってきたとき、気持ちに変化が表れてしまう。
「私はこんなに与えているのに・・・」
見返りを求めていない行為のはずなのに、自分自身のコップが空っぽになったとき、被害者意識が顔を出してしまう。
そうではなく、与えられたお金を感謝して受け取ること。
自分自身をちゃんと満たしてあげること。
きちんとお金の重要性を理解し、精神と物質の現れだと受け止めること。
自分自身を浪費せず、ゆったりと満たされ、そして誰かを満たしていく。
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