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2014〜2019年の6年間の映画を振り返る(俺的アカデミー賞)

各年の8点以上で最大トップ10の映画、及び最も素晴らしかった監督等を主観で選出し、紹介します。
なぜ2014年からかというと、2014年から映画にハマったからです。


2019

作品順位
(順位/作品/点数10点満点)
1位アイリッシュマン 10
2位ワンスアポンアタイムインハリウッド 9.5
3位ジョーカー 9
4位スパイダーバース 9

各賞
監督賞 マーティンスコセッシ
主演男優賞 ホアキンフェニックス
主演女優賞 該当者無し
助演賞 ジョーペシ
脚本賞 アイリッシュマン
撮影賞 アイリッシュマン
美術賞 アイリッシュマン
音楽賞 アイリッシュマン

前年アカデミー賞候補作品があまりにも不作過ぎだったのか、上半期は酷すぎた。Netflix頼みな年だと感じました。

アイリッシュマンは演出、脚本、演技が素晴らしく、鳥肌が立った。非常に優れた1本。
ワンスアポンアタイムインハリウッドジョーカーはほぼ同着2位という感じ。前者はシンプルに笑えたし、ブラピとディカプリオでしか成立しないドラマだった。後者は非常に興味深いドラマで、ホアキンでしか成立しないのだろうと感じた。
スパイダーバースは自分の知るアニメ作品では最上位に来るほどの出来と面白さだった。新感覚なアニメーションで、続編も気になります。フィルロードというクリエイターの作る笑いは面白い。
アニマポールトーマスアンダーソンの複雑難解さと、芸術的な表現、狂気が如実に現れていた。

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2018

作品順位
1位ROMA 10
2位スリービルボード 9.5
3位ファントムスレッド 8.5
4位ミッションインポッシブルフォールアウト 8.5
5位アイトーニャ 8

監督賞 アルフォンソキュアロン
主演男優賞 ダニエル・デイ=ルイス
主演女優賞 フランシスマクドーマンド
助演賞 サムロックウェル
脚本賞 スリービルボード
撮影賞 ROMA
美術賞 ROMA
音楽賞 ファントムスレッド

上半期は良作が多かったけれど、6月以降はほぼ当たりなし。正直5本しか好きといえるものがなかった。
Netflix配信作品が今後最も注目すべきものになっていくだろうと感じさせられた1年。
ROMAは撮影、脚本、演出が際立っていて、精巧でとても美しい映画だった。
スリービルボードはすごく面白い脚本と、興味深いキャラクターの映画だった。マクドーマンドサムロックウェルの演技は素晴らしかった。
ファントムスレッドもROMA同様に、美しい表現が際立っていた。ROMAよりかは繊細さを感じたドラマ。ダニエル・デイ=ルイスの引退作だったけれど、彼の狂気的な役作りにはまた度肝を抜かされた。

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2017

作品順位
1位ブレードランナー2049 10
2位ララランド 9.5
3位メッセージ 9.5
4位沈黙 9
5位マンチェスターバイザシー 9.5
6位ローガン 9
7位ダンケルク 8.5
8位ナイスガイズ 8

監督賞 ドゥニヴィルヌーヴ
主演男優賞 ライアンゴスリング
主演女優賞 エマストーン
助演賞 該当者無し
脚本賞 沈黙
撮影賞 ブレードランナー2049
美術賞 ブレードランナー2049
音楽賞 ララランド

この年のアカデミー賞候補作品は素晴らしい映画が多く、当たり年だった。ドゥニヴィルヌーヴ、ノーラン、チャゼル、スコセッシと有名監督の映画が次々に見れたお祭りみたいな年だった。
ブレードランナー 撮影と美術が素晴らしかった。過去の名作の続編という、今流行りの手法だったけれど、ドゥニの天才さを伺えた。
ライアンゴスリングが際立っていた一年だった。

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2016

作品順位
1位アノマリサ 9
2位シングストリート 9
3位キャロル 9
4位永い言い訳 8.5
5位オデッセイ 8.5
6位サウルの息子 8.5
7位ボーダーライン 8.5
8位スティーブジョブス 8
9位エクスマキナ 8
10位レヴェナント 8

監督賞 該当者無し
主演男優賞 ディカプリオ
主演女優賞 ケイトブランシェット
助演賞 トム・ハーディ
脚本賞 アノマリサ
撮影賞 レヴェナント
美術賞 レヴェナント
音楽賞 シングストリート

圧倒的なものはなかったけれど、粒揃いな映画に溢れた年だった。アノマリサは日本公開されてなかった(確か) 劇場でなんとしても見たかった映画だった。

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2015

作品順位
1位インヒアレントヴァイス 9.5
2位マッドマックス 9.5
3位セッション 9.5
4位クリード 9
5位スターウォーズ7 9
6位バードマン 8
7位22ジャンプストリート 8
8位キングスマン 8
9位海街ダイアリー 8
10位ローグネイション 8

監督賞 ポールトーマスアンダーソン
主演男優賞 ホアキンフェニックス
主演女優賞 シャーリーズセロン
助演賞 JKシモンズ
脚本賞 インヒアレントヴァイス
撮影賞 バードマン
美術賞 マッドマックス
音楽賞 バードマン

この年はなんといってもスターウォーズ復活の年。当時はよかったのでこの順位に設定しましたが、今振り返るとどうかなあと。。。。
 アクションやビッグバジェット映画の当たりが目立った年だと思う。

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2014

作品順位
1位her 10
2位ウルフオブウォールストリート 10
3位インターステラー 9.5
4位アメリカンハッスル 9
5位プリズナーズ 9
6位6歳のぼくが大人になるまで 9
7位レゴムービー 9
8位インサイドルーヴィンデイビス 8.5
9位それでも夜は明ける 8.5
10位ゴーンガール 8.5

監督賞 スパイクジョーンズ
主演男優賞 ディカプリお
主演女優賞 エイミーアダムス
助演賞 ジェニファーローレンス
脚本賞 プリズナーズ
撮影賞 インターステラー
美術賞 her
音楽賞 her

今年までの6年間で最も当たりな年だと思ってます。ドラマ、コメディ、アニメまで幅広く素晴らしい映画に出会えた。
監督、役者、技術面において、どれが1番とは決め難い。プリズナーズジェイクギレンホール とヒュージャックマンの好演技が光っていたし、アメリカンハッスルクリスチャンベール、ジェニファーローレンス、エイミーアダムス、ブラッドリークーパーの4人の演技が素晴らしかった。
インサイドルーヴィンデイビスオスカーアイザックも素晴らしかった。

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2020年はいい映画に出会えることを期待してます。

おわり

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