日記0420あるいは被害者兼加害者ごっこ

正当防衛なんです、本当です。

いえ、確かに、私の方が先に暴力をふるいましたよ、はい、ええ……。

でも……、私を殺す計画が進められていたのです。一人、また一人とその計画に参加者が増えていくんです。

私が気を許せば、そこに人が群がって、罵り、否定し、そして罰を下そうとするのです。いえ

いえ、妄想なんかじゃありませんよ！
実際に当人の口から言われたのです。一人二人からじゃありません！

確かに、私は善人とは程遠い人間です。しかし、悪人というわけではありません。

罰を甘んじて受け入れられるほど、私は成熟していません。ただただ、怒りともつかない、諦めによく似た抵抗を、指先に噛みついてくる蟻のような暴力に頼るほかないのです、なかったんです。

私の望んだ結末です。私の望んだ、私の願った結末です。

それでも

……とかなんとか、色々書き連ねているうちに、馬鹿らしくなった。

ごっこ遊びをそろそろやめないと。何とも思っていないし、思ったのだとしたら、愉しまないと。

だめだ