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読書記録:御手洗潔の挨拶

[前置き]
読みながら逐一感想を記した独り言記録。
内容ネタバレ含みます。ブロマンスにも触れるので苦手な方はご注意ください。

後半時間なかったり体調不良で口数少ないですが、本当にどの話もとっっても面白かったです!!




【そで】

御手洗さん11月27日生まれなんだ〜〜!手帳にメモっとこ。ジミヘンと一緒ってところがなんか粋なんだろうな…ジミヘンと言われても私の知識ではギターの種類くらいにしかわからんのだがね!

因みに石岡君のお誕生日はいつ明かされるのかな?!

まだ本文も始まっていないというのに、著者の紡ぐ言葉に一喜一憂し、執拗なまでに執着した感想を述べようとしてしまう私、結構やばいやつなんじゃないか?と自分で自分が怖い。

【数字錠】

一文目からがもうふたりの関係性に触れる話なのだから、ブロマンスの魅力を言葉の端々に勝手に感じてしまい、心が忙しくて進まない。

日頃常々私は、御手洗潔という人物が2次元から飛び出してこちら側にきてくれたとしたなら、(いやアニメでも2次元か?)声優さんは誰にしてもらいたいかと考えてばかりいる。

石岡君…やっぱり長い付き合いなのね!!何年くらい一緒にいるのかなぁ。石岡君若いやろうけんなぁ10年くらいでもう長いの部類に入りそう。いや、5.6年とか?

並外れた推理力はやっぱり彼専有のものでなく、魅力的な(風変わりな)性格に惹かれているからということですね…!
そうだよなぁ探偵って、謎を解くだけの装置や道具じゃないんだから、推理ができる先達はたくさんいて、それでも差別化されるのはやっぱり人間性だよなぁ。

占星術〜はやっぱり石岡君が書いた本ということなのね!ワトソン君だものね〜〜!!
明記されると嬉しいな〜〜!

わ〜〜〜そしてファンが出来ている〜〜!!
『あれほど欠点の多い男が、これほどに世間から好意的に迎えられようとは』
現実世界とリンクしている…!面白い!欠点が多いと悪びれなく言える関係性ってとこも好き!

ちょちょちょちょまっ、待って待って。
石岡君、やっぱり私に話しかけてくれてる??

『御手洗の性格に心ひかれ、そのよってきたるところを推理したいと思っておられるなら』だと…?!
わが友を紹介する仕事を怠ってきたことを深く詫び…?!

まじで先生書く側の人間なのに、読者の気持ちわかりすぎてて怖い…。

だって本当に彼の人間性に惹かれ、もっと御手洗さんのこと(合わせて石岡君のことも)知りたいと願っていたのをわかって、ニーズに応えてくださるということなんでしょう?!?

だから挨拶なの?!?!?!
それを3作目に持ってくる憎さ!!ひーーー!天才だーー!!2p目から?!寧ろ1p目から私はうるさかったけども!!

1作目は御手洗さんの謎と魅力とを詰め込んで、もう少し彼の事を知りたいなと思わせられ、

2作目では出番が中々来ないのにそれでも物足りなさもなく、しかし挑戦的で!

3作目にして、挨拶?!?!紹介?!?
計画的なのこれ?!え?!天才だ天才だと思っていたけど、毎回思わせられる…しかもこんな初っ端から…。確実な自信がなければできないことですよね3作目に主人公の本格的な紹介って…!

私、今まで本当にハリーポッターとかトワイライトとか、チャタレイ夫人の恋人とかしか読んでこなかったから…!最近はチャカポコとか…!
読書苦手な方っていうか、物を知らないミステリ初心者なのもあると思うんだけど、島田先生本当にめっちゃかっこいい…好き…ファンレター書こう…。


まーじーでー自分が五月蝿い。五月蝿すぎて本が進まない。面白いってその都度いいたい!書き記しておきたい!この興奮を!!、
でも進まない!途切れる!いやだ!!!

難解な事件の方が好みなんですよね〜!それを知らずに竹越刑事が萎縮するの初対面の時を想えば本当面白いな〜〜
そして息をするようにコーヒーを石岡君に所望する御手洗さん…古女房のように甲斐甲斐しい石岡君との絆を感じます…

もうダメ。も〜〜だめ〜〜〜!!
やっと事件概要話し始めてくださった竹越刑事に感謝して数ページ読んでたのに、

「粉飾決算というのは、御手洗先生はご存知ですか?」
「全然知りません」

このやりとりだけでもうダメ!!
推しが何か喋った!!と目の前にいるかのようにキャーー!と心の中の私の御手洗さんファンが興奮して全然進まない!やめてほしい!
でも心の感情なのでコントロールができない!心の中のファンは非常に喜んでいる。
2作目の出番を待ちに待った後遺症かもしれない。

一緒に移り住む計画でいた…?!
ど、同棲、いや同居?!
3.14以下300桁…!!天才…!

お休みなのだろう、の「お休み」石岡君かわいい!

し、私立探偵になってる!!遂に!!
あれだけの事件を解決したのなら、確かに、必要ですよね!!12月17日も手帳に記した!

御手洗さんは人の美醜に頓着する人だったのか…
いやでも今は犯人は明白だって言ってるところに注目したい!
恐らく容疑者2人じゃなく、他の人でもう御手洗さんは確信していると思うんだよな…
この美人さんか…?!

御手洗さん、どんな人が好きなんだろう…。
理知的な人?会話の頭脳指数があまりにかけ離れてる人はダメだったりするかな?

賢くもないのに偉ぶって威圧的な人は良くないのはわかるんだけど、素直で裏表のない人とかなら同じくらいの知能指数じゃなくても好きそうだよな…石岡君じゃんね…いや、まだ石岡君のことよくわかってないけどね…

『日本人は名刺を見て安心する性癖』…!!
この言い回しが好きなんだよな…!日本人って肩書きにも弱いものね…

御手洗さん、癖のあるハンサムなのか…?!
一見してわかりやすいハンサムではなく、見ようによっては?!
女にモテても不思議はないけど、それは奇跡が起きてと前置きされている…
石岡君視点であるし、難しい判断だな〜〜!

客人がいるとあまりサボらない…?!
人に道化と思われても気にしない(恐らく楽しんでいる)御手洗さんは、招いた「客」にはちゃんと礼を尽くす人ということだよな…周りの目を気にする時もあるのか

石岡君をおじさん呼ばわり?!
年齢差があるのか?!
石岡君歳上?もしくは自分もおじさんと思っているのか!
石岡君が反撃の言葉を探すということは、やっぱり歳上なんだ!同い年なら君もおじさんじゃないか!っていう話になるもんね!

石岡君のコーヒーは大事にしないのに出掛ける時は石岡君も当たり前に一緒!仲良し!でもコーヒーは頼んだんだから…せめて一口でも…!

私…初めて電車に乗ってみたいと思っている…
都会の電車怖いのに…
東横線…渋谷、新宿、乗り継ぎ中央線…
乗り継ぎも一生したくないと思ってたのに、推しが通った道なら一度は歩いてみたいと思ってしまう…
私きも……

お金に無頓着でこれまでどう生きてきたんだ…
絶対石岡君頼りでしょ…
出会う前は?!案外人懐っこいとこあるからな…誰かはいたんだろうな…実家がふといとか?

石岡君の言う「ごうつく爺さん」かわいいよな…

ファンもできたのに御手洗さんのお顔みて喜ぶ人は数少ないだろうって無意識寄りにディスる石岡君かわいい

しおらしいことをたまには私にも言ってもらいたいものだ!そうだよね?!もう身内だと思われてるからな〜〜!身内には甘えてしまうんだよね…!何しても許してもらえると心を許してる証拠だろうけど、いつかそれで痛い目見て「親しき仲にも」を実感してほしいな〜
あ〜〜こうやって世の中の同人誌が出来上がっていくんだろうな〜〜〜〜〜

「石岡君、何だ、君も来たのか!」御手洗さん石岡君には途端に子供みたいな嫌味というか、屁理屈というか、大袈裟に言葉を返すとこ、本当……(すき)

私はどういう読書をしようとしているのかな?
御手洗さんの周りで起こっている事件解決を目標にはしていても、そちらより色々な人間関係を知っていく為にしてるように思える。知ることにより、よりキャラクターの人としての情報が増えてゆき、それに悦びを覚えてるような

人間の食べ物についての論文…?!学生時代かなぁ?本当音楽と言え数学といえ、守備範囲が広い!
食通にならない?食べるのは鶏と七面鳥だけ…理由が気になるな〜〜

東京タワーに行けと命じる東京民はいない?!長崎にいてテンボスに行かないみたいなことかな?

石岡君のコーヒーをほたって千円のコーヒー飲みにいこうなんて…!!

ひええ目を輝かせる少年…!やめて!そんな朴訥でいい子そうな若い少年が犯人だなんていやだー!!御手洗さん何故目を逸らすのー!



胸が…苦しい…
御手洗さんが隠してるのって、北川さんに嫌疑がかかったってところが嘘だった、とか?
もう何もかもわかった上でだからあの竹越刑事とのやりとりだったのか…つらいね…

そりゃ千円もするコーヒー飲ませてあげだいよ…うう…御手洗さん…これは歴とした優しさなんだけど、最大限御手洗さんの心を尽くした思いやりなのはわかる…それなのに探偵と犯人なの…きつ……

声を荒げる御手洗さんが痛々しくてつらい…

でもやっぱり石岡君の存在って御手洗さんにとって、とっても代え難いと思うな…
同じ思考ができなくても、だからこそ、その「普通」の立ち位置から、何も間違ってないよと優しく諭されるのは救いだと思う…

ある点ではお互いを上に見たり、下に見たりしていて、尊敬も呆れもする所があり、2人とも心の中では同じ位置にいなさそうなのに、実際は隣に寄り添ってるところが好きだ…

いつかはまたコーヒーが飲めるようになるのかなぁ…コーヒーを目にする度に切ない気持ちになってしまうのつらいな

【疾走する死者】

んーー?2段落目までは石岡くんで、3段落からは違う人かな?

違う人だった…わ〜〜新鮮だ〜〜!石岡君以外の人が石岡君と御手洗さんのこと語ってる〜〜!!
石岡君はイラストレーターでもあったのね〜!色白なのはイメージ通りだな!
御手洗さんやっぱりイケメンなのか…ただ癖のありそうなとこは見た目にも出てるのね…!
もじゃもじゃの髪は、くせ毛かな?多分寝癖とかだったらある程度石岡君が櫛を通してくれてるだろうしね!
皮肉屋なイギリス人みたいか〜〜!最高の表現ですね!

ひえ?!ギター?!ジミヘンと同じ星の元生まれてるんだから?!そりゃ上手いってことぉ?!完璧超人じゃん…すき…

「第七銀河の彼方に」第七銀河の讃歌のことで合ってるかな?初めて聴いたけど、ドラムも映えるし、ギター難しそ〜〜!!速弾きする御手洗さんかっこよ…

な、「懐かしかったろう?」!?涙を流す石岡君?!?!
ありがとうございます…!!ありがとうございます!!もう何もわからなくていい…2人の間だけの思い出があるとわかるだけで十分です…!ありがとうございます!!!

「気違いです!」と二度も言う石岡君www
ワトソン役ということは、いつか石岡君は結婚してしまうのかなぁ、アサミちゃんじゃないといいなと思ってしまう…いや、違うよな…

『嬉しそうに両手のひらをこすり合わせた。』
『嬉しくてたまらないというように身をよじる』
多分読む人によってどんな風に思い描くかは違うんだろうなぁと思うと自由に私の中の御手洗さんを描けるの嬉しいなぁ
漫画やアニメ、映画とは違った楽しみ方ができるの小説のこういうところが好きだなぁ
どんな表情で、どんな首の角度か、ポーズをしているのか、勝手に私はこんなかなと思っても誰にも責められないし、
きっとたくさんの人が既にイラストにしてらっしゃると思うのだけど、ネタバレを踏みたくないのでまだ1つも見てない。
私の中の御手洗さんと石岡君をいつか描いてみたいなぁ。

一日でうっすら無精髭がはえるくらいなのね…標準的?うっすらなら遅い方かな?(うちの旦那さんは朝方20分かけしっかりひげをそるが、夕方には青くなっているし、次の日の朝になんてなれば大根がすれそうなほど生えそろう人なので遅いのだろうと勝手に推測)

見たこともないハンサムに見えるーーー!!!
やっぱり御手洗さんの魅力に気付くと見た目も麗しく見えるんだろうな…わかる…!!
私もきっと御手洗さんにお目に掛かれたらそう思うと思う。

あああ笑うと人懐っこい……見てみたい〜〜〜!!見たい〜〜〜!!!拝みたい〜〜〜〜!!!
いや、てゆか、裏表紙の、著者近影、めちゃくちゃ御手洗さんぽくない?!
え?!島田先生もじゃもじゃ髪のハンサムじゃん!!!今頃だけど!!
み、…御手洗さん…?!

これが1980年のお話で、マクラフリンさんとジャックブルースさんがセッションしてたのは1960年代後半とか?
えええ?んんんん??御手洗さん…何歳なの…………??

淋しそうな横顔…!音楽関係でも何かあったの…?!これは知りたい〜〜!!

あーーーん2人紅茶飲んでる!!それだけで泣きそう!!!

一課の中村さん…斜め屋敷の時に中村さんの紹介で御手洗さんが派遣されたみたいな一文あったかな…中村さんの推薦ならみたいな…違うか…?うーむ本が欲しくなってきた…読み返して確認したい…

うふふストップモーション!
『私は読者に挑戦する!』
でたーー!!嬉しい!!
しかしわからぬ!

菜村さんとグルで物取りしようとしてたかな?とか、ベランダから吊るされて移動したとか?
うーむむしかし、翡翠のネックレスは何故…?

あーーーん石岡君かわいい〜〜!インチキじゃないと思ってたの〜〜?!

テレビ見る為にサクッと事件解決する探偵、いいな〜

【紫電改研究保存会】

紫電改、知らなかったけど、旦那さんが知ってた!凄い!
「しでんかい、知ってるの?!すごい!」
「自然界みたいなイントネーションで読んでるけど違うよ。紫電・改だから」
「しでんかいね!!」

一気に読んでしまったが、かなり面白かった〜〜!!関根さんがすっごく気持ちのいい性格で、ラストが爽やかで!中々こんな人いないですよね〜〜〜!!世の「幸福」と言われるであろう、結婚、マンション、商売、資産とかお金とか、その全てが「小さい」と思える清々しさ!御手洗さんの名前ってそれだけで人を救うんだなぁと感心しました〜!
関根さんまた出てほしいな〜〜

【ギリシャの犬】

石岡君の語りに戻っている!嬉しい!
うーーん?例の水晶のピラミッド事件のお礼…?読み飛ばしてたりする??

御手洗潔さんではありませんか?
私は〇〇と申す者です。こんなところでお会いできるとは夢にも思いませんでした。あなたのお名前とご活躍は、時折〇〇等で拝見しておりました。

こ、これがきっとファンが推し本人に会った時のお手本だ〜〜!!!覚えたい…!!

女性ファンが多いのわかる…!でも石岡君視点で描かれた御手洗さんがそれだけ魅力的ということですよ…!!

「結婚するなら犬の方がいい」?!?!
御手洗さん犬派なんだ?!本人が猫っぽいし、石岡君は犬っぽいもんな

語りたがらない前身!!気になるね!

い、医学生!?!音楽とかじゃなくて?!なんでもできるな…ブラックジャックになれそう…

ううううーーーワンちゃんとのエピソードだけで目頭が熱くなってしまう…やっぱり御手洗さんってクールに見えてその実、めちゃくちゃ心のあったかい人なんだよ…そのギャップにやられてしまうのよね…

女性に興味ないよって女性の読者に知ってほしい石岡君かわいい

「今このおじさんがコーヒーを淹れてくれるからね」から「今石岡君が熱いお茶を淹れてくれます」に変化している…!
ご婦人は石岡君のことを知ってるということかな。
兄妹ということならご存知か。

面白い事件じゃなさそうだとやる気ないけど、ワンちゃんの仇となったら本気を出してくれるんですね…!

マリーナでお茶しろは、そこのボートを見せたいのかなと思ったけど、石岡君の好みのお店だから楽しんでほしかったのもあると思うな…

オナシスとは?海運王とか有名な実業家なのね

端正な長身…!有難い…!解釈一致すぎる…!
ワンちゃんを従える優雅な御手洗さん、絵になるだろうな…

事件解決のシーン、特に御手洗さん登場から怒涛の展開であっという間に颯爽と探偵役をされていてよかったですね!
犯人とも仲良くしなかったみたいですし!
皮肉の利いたラストのセリフもよかったですよね!

もう少し語りたかったですが、今回御手洗さんのこと、知れた部分と、まだまだ知れてない部分、歴史がたくさんあるんだろうなと思えて知れたことに満足と切なさを感じつつ、これから知っていけるかもしれないという希望に望みをかけて、また遂に私の原点とも言える4作目、異邦の騎士に挑みたいと思います!!

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