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今日は節分。
2月2日に節分になるのは、124年ぶりだそう。

節分の時に「鬼はそと~」とやりますが、
今年の節分を期に、鬼やおばけ、子育てからも追い出してしまおう!えいっ!!あっちいけ!!

我が家には、鬼やおばけはいないのですが、
ある日、娘が「遅くなったらお化けが出るから怖いから帰る!」
と言ってびっくり。

え、おばけなんかでないよ?
といったら、〇〇ちゃんが言ってた。と。
〇〇ちゃんのところで、たしかにお父さんが「おばけがでるよ」「鬼がでるよ」とよく言ってるなーとは思ってましたが、大人は冗談のつもりでも、
ちいさな子どもには恐ろしくてしょうがない。

この前も、どこかですれちがった大人に
「~~してると鬼が来るよ!」と言われて、怯える娘。
その目は、ほんとうに怯えていて、
「鬼なんてこないよこないよ!」とフォローしても、
その時の衝撃から救うことはなかなかできませんでした。

もう、子育てで鬼やおばけ使うの、やめようよぉ、、頼むよ、、と
心底思いました。脅していいことは、何もない。

むかーし、鬼の電話?みたいなのもあった気がしますが
今もあるのかな。
「子どものため」に一ミリもならないと、個人的には思います。
大人の都合でしかない。大人の都合で怯えさせてどうするのと・・・

夜なかなか寝ない、なかなか公園から帰らない、、、、
子どもにこう動いてほしい、言うこと聞いてほしい、、、


そんな時に、「鬼」「おばけ」は確かに効果てきめんかもしれないけれど、
本当に伝えたいこと、伝わらない。

夜寝ないと、寝る時間短くなって疲れやすくなっちゃうのが心配。
公園から帰って、ゆっくりお家でお風呂やごはんたべたい。

そんな本当に子どもに伝えたいことが、
「鬼」や「おばけ」を出してしまうと、まったく伝わらない。
親の本当の愛がかき消されてしまう。

体罰はダメだといわれているけれど、
この「鬼」「おばけ」の脅しも、精神的な体罰に値すると
個人的に思う。

子どもは、すごく想像力豊かな頭をもってるので、大人が思っている以上に、「鬼」「おばけ」の想像は膨らむのだと思う。

小さい時は、いいかもしれないけれど、
すこし大きくなって
「あれ、遅くなってもお化けなんてでないやん」
と気づき始めたら、この脅しのコミュニケーションは、急降下。
お母さん嘘ついてた?
お母さんの言うこと聞かなくてもよいかも?
鬼やおばけ出ないなら、やっていいの?
なんてことにつながると思う。

子どもは賢いということを忘れちゃいけない。
これは私も、いつも自分に言い聞かせてる。

すこし、時間はかかるけれど、鬼やお化けは封印して、
「公園かえりたくないんだね」と”反復”。
「なんでかえりたくないの?」と”聞いてみる”。
「そっか、まだブランコであそびたいんだね」と”共感”。
そのうえで、
「お母さんは~だから一緒に帰りたいんだけどな」と”気持ちを伝えて””みる。

そんなやり取りを、節分で鬼を追い出した後から
試してみるのもいいのではないかな?と思いました。

そしたら、立春とともに、あたたかい空気が親子のコミュニケーションに流れ込むかも、、

ちなみに育休留学生は、こんな親子のコミュニケーション、マザーズコーチングで学びました。留学には欠かせない言語。育児にも欠かせないコミュニケーションの学び。

マザーズコーチングについてはこちら。




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