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子どものフィードバック能力はすごい。
いやはや、参った。完全に上手(うわて)だった。
「おへそ」の記事を書いた私ですが、今日は「おへそ」パワーがなかなか発揮できなかった。というか、「おへそ」ちょっとあっちむいてたのかもな。

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ここでいう、フィードバックというのは、
コーチングをしていると、とても大切なポイントの一つなのです。

会社などで行われるフィードバックは、上司から部下に対しての評価をしたり、
アドバイスをすることなんかも、もしかしたらフィードバックという言葉で使われているかもしれませんが、コーチングでは「事実を伝える」という行為です。

・相手が、達成したい目標に対して、どのような位置、方向にいるのかを伝える。
・相手が、どのような影響を周囲に与えているのかを伝える。
などがコーチングにおける「フィードバック」と言われています。

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これをですね、まさに今日、子どもから受けました。3歳の娘に。

■状況は、こう。
・保育園の後、友達の家におしっこをさせてもらいに入り、そこで魅力的なおもちゃを発見。17時過ぎて帰宅の時間になっても頑固として帰らない。
・家では、在宅ワークのパートナーと8ヶ月の娘が待っている。そして、8ヶ月の娘は泣いているという。
・外は、雪混じりの雨。娘は水たまりで遊んだ冷たい靴。寒い。

■私の気持ちと行動は、こう。
・長女は20時、次女は19時に寝る生活リズムなので、いま遅くなるととっても崩れてしまう。(私は、子どもの生活リズムだけは、かなりストイックに守る人)
・無理やり帰らせては、彼女の気持ちが整わないので、できるだけ待ちたい。
・「楽しい選択」をたくさん出して、気持ちを帰宅に向かわせる。

■結果は、こう。
・娘は、やはり帰らない。
・流石に遅くなっていて、私も半ば無理やり抱っこして外へ。
・娘は泣きながら、手を繋ぎながら、雨の中、10分歩き続けて帰宅
・途中で「おしっこでそう」「うんちでそう」と言い続ける。
・だからとにかく、早く帰宅しようと手を引っ張りながら歩く。
・玄関入る前に、おしっこが出てしまった。
・おしっこ出て、「帰ろうって言って帰らなかったから、遅くなって間に合わなかったんじゃない?」と言ってしまった私。
・それに対して、「違うよ!お母さんが鍵開けるの遅かったからだよ!」という娘。

■そして、究極の娘からのフィードバックは、こう。
「お母さんと、喧嘩しそうになってる」
「お母さん、もっと笑ったお顔見せてよ!」
「帰り道、もっとお話聞いて欲しかった!」
「そんな言い方、悲しくなる!」

ヒョエー。
そそそ、そう?返す言葉がなかった。
マスクを外して、ニコッとしてみたけど、娘は納得せず。

まさに、
・相手が、達成したい目標に対して、どのような位置、方向にいるのかを伝える。
・相手が、どのような影響を周囲に与えているのかを伝える。
というフィードバックでした。

娘にとっては、こんなお母さんでいてほしいというのがあって、
私も、娘にとって求めるお母さんでありたい。

その目標は同じで、共通したもの。
だから、娘のフィードバックは、まさに、その目標に対して、
いま私がどうあるのか、気づかせるものでした。

子どもは、本当にフィードバックの天才だと。

今日の状況は私にとって、その渦中も頭をたくさん回転させた、普通だと、しんどい状況だったけれど、コーチとしては、最高のギフトとなるフィードバックをいただいたものでした。

やはり、育休留学は、24時間常にコミュニケーションの学びだと、実感。

次に活かすのよ、育休留学生!ファイト!





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