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アーグラー

電車が3時間遅れ、アーグラーに着いたのは23時過ぎ。ここアーグラーは世界一美しい墓、タージ•マハルがある街だ。宿に向かうが、人通りが全くないので怖い。一泊諦めて駅に泊まれば良かった。足早に宿に向かい、着いたのは1時近く。閉まってたけど門を叩いたら出てきてくれた。遅くにごめんなさい。デリーでの旅行会社との交渉の結果、アーグラー以降の宿は自分で取れるようになったので、今回からやっとゲストハウスに泊まれる。ゲストハウスの方がいろんな国の人と話せるから好き。

翌日は金曜日。タージは休みなので、アーグラー城に行く。600ルピーも取られたが、大して見るものはなかった。今までの城はイスラム建築っぽさが全面に出ていたが、アーグラー城はヒンドゥー建築っぽさも感じられた。ちょっとアンコールワットっぽいとこがあった。建築は詳しくないので間違ってるかもしれない。城について後で宿の人に聞いたらアーグラー城の75%は閉鎖されているらしい。この夜久しぶりにビールを飲んだ。美味かった。泊まったゲストハウスのターリー(定食的なやつ)も安くて美味い。腹いっぱい食べて寝る。

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(アーグラー城)

翌日ゆっくり起きてタージへ。入場料1300ルピー。高い。インドで一番高いのでは。ちなみにインド人は300ルピーくらい。すごい差額だが、外国人チケットだと優先的に入場できる。正直そんな特典はいらないので安くしてほしい。

砂漠でカメラに砂が詰まってズームができなくなった。タージを綺麗に撮れない。悲しい。タージの内部に入る。外見も美しいが、内部の装飾も見事である。国が傾くほどのお金をかけて作られたのも頷ける。内部は写真撮影不可だったので興味ある人はググってください。

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(外壁)

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(廟入口)

日没まで営業時間のはずだが、12時頃に追い出された。かろうじてタージの中は見れたが、他の建物は見れなかった。最近運が悪すぎて泣けてくる。宿に戻り、20時の電車まで時間を潰す。今日もターリーを食べたかったが時間がなくて無理だったので、別のレストランで食べる。雨が降っていたのでリキシャで駅まで向かう。

今日乗る電車はこの街に来た時と同じ電車だ。時間通りに来てくれるだろうか。1時間以内に来てくれれば御の字だと思っていたら、40分遅れで来てくれた。運がいいのか悪いのか。

席は3段ベッドの一番下。一番下が一番快適なので嬉しい。アーグラー始発ではないのでもちろん別のインド人が寝ている。お前の席はここじゃねえとか抜かしていたが、穏便に話したらどいてくれた。なんか文句言ってたけど聞こえない。メインバッグを足の下、サブバックを枕にして眠る。

次はヴァラナシ、ヒンドゥー教の聖地。ガンジス河で沐浴を。


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