人生ってなんだろう(46)

ルドルフ  キッド・ロックに酔う

年明けに、米国の若き詩人Amanda Gormanさんの“New Days Lyric”という詩をご紹介いたしましたが、今日はロックのご紹介となります。日常的に、余計な情報は目にしないように心掛けているのですが、ついつい、いろいろと耳にしてしまいます。うーん、げっそりすることが多いですね。そんなげっそりした気分に、この曲を見つけ、まあ少し気が晴れました。孟子の「敵国外患無き者は国恒に亡ぶ」:“意訳:緊張感なく過ごすものは滅ぶ”にあるように、国が混乱する時、思想や芸術に対する意識が高まるという話は、かなり真理をついているものかもしれません。そういえば歴史の観点から、疫病と文化・芸術の関係を語っていた方もいましたね。

Kid Rock”キッド・ロック”さんという方は、TowerRecordsMusicのHPでは、 “1972年米国デトロイト生まれ。10代前半でヒップホップに目覚め、白人ながら地元のシーンで注目される存在になり、90年にジャイヴからデビューするがセールス的に失敗。インディーズで2枚のアルバムを発表した後、98年にアトランティックから『デヴィル・ウィズアウト・ア・コーズ』をリリース。ヒップホップとヘヴィ・メタルを基底にさまざまな要素をつめ込んだ同作は800万枚以上を売り上げ、全米にキッド・ロック現象を巻き起こした。”とあります。Wikiには“2018年3月12日、プロレス団体WWEより、セレブリティ枠としてWWE殿堂入りすることが発表された。”ともありますね。確かトランプさんも政界へ出られる前に、WWEに出演されていましたね。トップレスラーだったジ・アンダーテイカーの入場曲「American Bad Ass」を作曲された関係もあるようですが、国民的なスターと言っても良い方ですね。

そのKid Rockさんの新曲We The Peopleとなります。ありがたいことに字幕を付けて下さったので、結構笑えましたね。
英語に自信のある方は原典をどうぞ。

Kid Rock(原典)
https://youtu.be/JKfm4rqMd78

日本語字幕付き
https://www.youtube.com/watch?v=qN1MTokb2k8

We The Peopleの曲中に出てくる「レッツゴー・ブランドン」の解説も添付しておきます。
カーレーサー、ブランドン・ブラウンさんの話がきっかけとなったアメリカンジョークというか国民の怒りの表れとなります。見方はいろいろあると思いますが、この言葉はその後、国民的な広がりを見せていますね。バイデンさんのクリスマスに行われた国民対話でも、直接の会話で本人が“うん、そうだね”って答えていて、ほとんど事故でしたね。
また、カーレーサーのブランドンさんもこの人気にあやかり、ビジネスも行っているようです。

木村太郎さんの記事
https://www.fnn.jp/articles/-/262738

クリスマスの放送事故
https://www.afpbb.com/articles/-/3382623



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