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光と影

       黒雲がわく
       夕陽が黒雲に跳ねて
       光のカーテンが放射状に広がる

得体のしれない姿

       散歩の道で歩きを止める
       黒雲が光の中で
       少しづつ変わる
 

何に吠えているのだろう

       毎日雲を見あげ背筋の凍るような雲
       何かを訴えてるような雲
       さまよう雲のように見えたり
       姿形から想像力を問い
       発見力を求めたり

影がさらに一つの影を呼び、さらにもう一つの雲が現れる

      これはいったい何なんだ
      光の影の雲
      新たな雲、予期しない雲たちがあらわれる
      二、三日前に大荒れた雹と突風の災害を癒すには
      少し遠すぎ…時だけが確実に秒を刻む
      自然は天災なんてあまりこだわっていない
      ただ、光は流れる雲に光を投げかけるだけにすぎない
      次にどんな光が、どのような雲が現れる
      少年のように目を輝かせて光と雲を追いかける
      明日は何がやって来るだろう…胸ふくらませながら

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