オカルト×民俗学×ミステリー

今回はオカルト×民俗学×ミステリーという、個人的な好みのツボが全て詰まった、そんな漫画を紹介します。それは「宗像教授」シリーズ(前にTwitterでも紹介しましたね)。

宗像伝奇(むなかたただくす)という、変な名前で大柄でヒゲでスキンヘッドの民俗学の教授が、全国各地で様々なオカルト的な事件や謎に遭遇するという1話〜数話完結のストーリー。

山奥の村で古い言い伝えにまつわる不気味な事件が…とかはミステリー小説ではありがちなストーリーなわけですが、そこに民俗学とか歴史学が絡んでくることで世界観が奥深くなり、読んでる時のワクワク感が凄い。

オカルトとかトンデモ学説とかに対して激怒せずに楽しめるタイプの人ならば間違いなくハマるはずです。

ジャンルそのものの魅力や作品のクオリティ的にも、もっと広く知られてもいい作品だと思うんですが、思いのほか周りに知ってる人がいないので、今回紹介することにしました。

ちなみに、歴史とか神話とかの知識がそんなに無くても、漫画の中で簡潔に説明されるのでそれは大丈夫。興味はあるけど知識は無いという真面目系クズのあなたも、置いてきぼりにはされません。むしろ日本神話とかに少し詳しくなれるのでお得かも。

ちなみに似たテイストの漫画に、宗像教授シリーズより古い、オカルト×民俗学漫画の草分け的存在である、諸星大二郎の『妖怪ハンター』シリーズがあります。こちらはミステリー要素が少なくてオカルト要素が強めです。あとキャラの頭身が低め。こちらも面白いです。

気が向いたら読んでみてください。それでは、また。

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