プロセス分析を活用しよう

世の中にはかつて繁忙期と閑散期がありました。

そんな中、突如コロナパンデミックの襲来により私たちの商売感覚を鈍らせてしまいました。

コロナウィルスが活発な時は閑散期。コロナウィルスが鈍化な時は繁忙期。

まるで常にコロナウィルスの顔色を伺いながら、アラートの赤色を伺いながら。ん?福岡アラートって何色だっけ?

日本政府は舵取りをしてきました。

入国制限したり、時短営業を解除したり、GOTOトラベルで地域振興券を発行したり。ここ2年間様々なことがありましたね。

毎日ニュースで流れるコロナ感染者速報。インフルエンザのように、PM2.5分布予想のように、天気予報のように意識が変わる日もそう遠くはないような気がします。

もうそろそろ2年前以前の私たち個人の商売感覚を取り戻しても良い頃かなと思います。

2月は閑散期ということで皆さんはこんな悩みを持たれているのではないでしょうか?

問い合わせが思うように伸びない。色んな事を試したけどまるで改善しない。そもそもどこに問題があるかわからない。

いっそ、新しい環境を探してニューキャスト効果で荒稼ぎを考えている人も少なくないでしょう。

そんな時に活用してもらいたいのが「プロセス分析」。

かなりおススメです。・・・・プロセス分析とは、

「お問い合わせの始点から終点までのどこに問題があるのか」を明らかにして、具体的な改善策するを考え出すための手法です。

分析方法は色んなものがあります。散布図、単回帰分析、重回帰分析、パレート図分析、T勘定、差異分析、LTV分析・・・etc。

その中でもプロセス分析は特に効果が目に見えてハッキリ分かりやすいです。

小難しい統計学を勉強しなくても誰でも簡単に実践できるのがGOOD!


プロセス分析とある方の例

図は左から「店舗総アクセス数」、「個人のアクセス数」、「接客数」、「リピート数」を数値化してグラフ化したもの。紙とペンでも対応できます。

実践方法は以下の通りです。

手順1、自分の歩留まりを改善しよう。
手順2、歩留まりから「問題のありか」を突きとめる
手順3、解決策の仮設を立てて、いつまでにやるか目標を設定する
手順4、仮設を実行して結果の数値をチェック

赤木の考え

図の方だと③「接客数」から「リピート数」は100%なので改善の余地はないです。①「店舗総アクセス数」から「個人のアクセス数」の数値が低いので1.6%を3.0%以上に上げる努力をします。①を倍にすれば②も自ずと倍になりますからね。



計画は立てるけどいつもモチベーションが下がって続かない方もいるでしょう。

プロセス分析の鍵は中間目標を立てることが重要です。仕事がゲーム化されて毎日が楽しくり、毎日のように達成感を味わうことができます。

モヤモヤした不安はあるのに、目の前の仕事に意欲が沸かない。言い換えると、中間目標を設定しないひとの特徴です。

中間目標はあくまでも仮のものでもかまいません。

例えすぐに最終目標を達成できなくても、「自分はこの仕事に向いていないのではないか」と迷いや悩みを抱え込みながら仕事をする必要はありません。

ひたすら根性と長時間労働で乗り切ろうとするよりずっと建設的で意味のある努力ができるようになるはずです。

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