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古民家リノベ 匝瑳にて

2週間前に運命だとハシャイダ匝瑳に、昨日またご縁があり行ってきた。


片道二時間半。近くて遠い外房。

目的は築300年の古民家リノベ。

15人位の大の大人が朝は9時から日が沈むまで、1日かけて傾いだ床の水平を取り、断熱材を入れ、two-by-fourの板を入れ、囲炉裏を新に鎮座させようというワークショップ

タイパもコスパも現代社会的には最悪だ笑人件費、材料費、交通費、時間、かけたコストは甚大にして、本日の目に見える成果は床が平行を取り戻しただけ苦笑

本当に?

目に見えないモノや目に見えないところに目を見遣れば

昨日まで袖すら擦り合わぬ縁の、街を行き交う人間が、今日ここで匝瑳で交差したことの価値は今算出できない可能性や広がりを含んでいるし、人が人に出会うって、共時性は魅力だけど、その一点じゃなくて展開にあると思うんだ

床を剥がし、断熱材をカットし、根太を切り出して、運び込む。古い板の汚れを落として、合間にベトナムからの留学生に教えられドクダミの葉を食む笑

ベトナムではパクチーみたいな扱いで、お食事の共だそうだ。エグミと、辛味とほんのり甘味がある。

食事時には、互いにポツリポツリと自己紹介。今日ここに、イマココに繋がるストーリー。堰を切ったように語られるのは、その人だけの体験なんだけど、不思議と部分的にシェアできる物語に、だから今日ここに集ったんだろなと思う。

コロナ自粛で人に出会う機会が殆どなかったことを思う。プルーストなら失われた時を求めたろうけど、凡人は前に進む方がきっといい。

初めましての人に1日に10人以上お会いすると、(通り一遍業務は除く笑)私的には限界突破で汗、今朝は目覚めて軽い目眩と頭痛がする。

チューニングするのに物凄い神経使うし、一対一は楽なんだけど、集団で会話が交わされると途端に難易度が上がってE難度笑、全方位的ってのがまずできない。コミュ障なんだろうな笑

総武線快速に揺られ、田んぼ3年生の先輩と小腹が空いたわねと語らいながら帰京する。

来年田んぼを一年間借りて、収穫まで匝瑳に通いながら、そこに暮らすことを、そこに住まう方に見せてもらおうかなと思う月明かり輝く夜に



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