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やっぱり北海道の旅

バブル景気終焉の頃、社会人をしていました。
現在の社会人と同じような手取りだったかもしれませんが、とても豊かだったように感じます。

直接的には消費税が無かったので、食べても飲んでも自動車を使ってもプラスアルファの税金は持っていかれなかった、その分自分で使えるお金があったのですね。

バイク乗りなら一度はあこがれる北海道一周。
1991年9月、女二人、10日間2000㎞を走破した
北海道約1周の旅は忘れることができません。

「約1周」と書いたのには訳があります
いろいろ都合をつけたこのツーリング、日程は10日、費用は10万円ちょっとでしたから、外周をぐるっと一周するには日程が少々足りなかったので、根室のあたりと道南方面は泣く泣くショートカットする感じになりました。

新潟東港からフェリーに乗るのですが、出発当日は早朝に家を出て交通量のまばらな新潟市内を過ぎフェリーに乗る。
朝の空気が清々しかった。
友人とは現地集合。
食事つきの船旅はこれが初めてだったので、感動しましたね。
船内では時間を持て余すんですが、それも船旅。
デッキで外海をながめたり食事を楽しんだり、普段の生活では味わえないひと時を過ごしました。

そして北海道に上陸!

あの頃はコンビニや道の駅などほとんど無い時代。
ペットボトル飲料もあまり一般的ではなかったはず。
食事するときにきちんと水分補給しておかないとカンカン照りの日は飲み物を探すのにも苦労することがありました。
本州のような気でいると餓死する~~(大げさじゃないョ)って思ったことが何度か。

まぁでも楽しかったな。
一日中走ってご飯食べて景勝地で写真撮って。
ライダー同士なんどか顔を合わせる人もいて知り合いになったり。
北海道ならではの貴重な経験をさせてもらいました。

この経験談は後日、バイク雑誌に掲載されたことでも記憶に残る旅となりました。

その後もう一度北海道に行き、美瑛などの中央部と利尻島などを巡ってきましたが、ふたたび本州では見れない光景と美味しい食べ物を堪能してきました。
たしか利尻島では採れたてのウニを食べさせてもらったんです。
どんぶりの中で塩水につかったウニ。
これがもー最高に美味しくて!
ウニってニガテだったんですけど、それは運送するときに使うミョウバンが原因らしい。
ほかには海岸で昆布を干してるようす。
海岸に敷き詰められた石の上、びっくりするほど長い昆布が陽ざしを浴びてキラキラしてる様って、本州じゃあ見られない。
このことにもびっくりしました!

正確に言うとこの時代、社会人なら誰でも経験があると思う社員旅行でも北海道にはいってきました。
この時はビール園と~~~あとは記憶無いww
あんまり便利な旅行って記憶に残らないもんだなーw



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