ドル円 2020年 ケーススタディvol.8 直近のダウ崩しを逆手に取る考え方

ダウ理論は1900年前後に生まれた古くからある理論ですが、現代でも多くのテクニカル分析家やトレーダーに活用されています。その理由は、大物投資家の動きや大衆心理を読み解く上で非常に役立つからです。ダウ理論は多くのトレーダーが目線を決める上での絶対的なルールとなっており、以下のような役割があると理解しています。

相場のトレンド(アップ/ダウン)を判断する目安となる
最後の押し戻し(反発)の水準を示してくれる
目線をいつ変更するべきかの判断材料になる
大衆心理の動きを示す
機関投資家がこの動きを活用できる

一方で、ダウ理論は古くから受け継がれてきた理論でもあり、時代の変化に伴う投資行動のズレが生じているとの指摘もあります。そういった点を踏まえ、機械的な解釈のみに頼らず、自らの経験と分析を加えて総合的に判断することが大切です。

このように、ダウ理論を理解し適切に活用することで、より的確な相場読みとエントリー・エグジットのタイミング捉えが可能になります。今回はダウを使った目線の固定や、それを逆手に取ったトレードの解説をしました。実際のチャートで説明しているので、しっかり理解して実践でご活用くださいね。

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