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「なんでこんなことするの?」

私は
赤ちゃんや子供の世界って
大人の感覚では理解できないことがほとんどではないかなあ・・・
と思うことが多いです。

それなのに
お世話するのは大人なので
「もう〜!」
とか
「え?なんで?」
とか
思うようにやってくれなかったり
期待と違う反応だったりすると
腹が立ったりガッカリしたりしますよね。

ある産婦人科の先生が
「子供にとっては毎日が科学実験なのかも」
と話しておられるのを聞いたことがあります。

よく私への公式ラインでの育児相談でもあるのが

「離乳食のスプーンを何度も投げたりして困ってます」
とか

「離乳食のお皿を何回もわざとひっくり返して腹が立ってしまう」
とか。

あとは・・・
*「奇声を発するんですがストレスでしょうか?」

*「足をバタバタさせて床に打ち付けるのですが
足が痛くならないか心配」

*「寝かせようとしても腹筋で頭を持ち上げてくる」

*「首を左右に振るんですが痙攣ではないか?」

わかります!!!
見てると不思議で心配になりますよね。
そして心配なので腹が立ってくることも。

もちろん中には
心配なことが隠れていることも稀にあるとは思うのですが

今日ここでは
一つの視点として

「子供はこの世界をあれこれ試して実験している」

「子供は少し動くようになった自分の体を試して実験している」

と言うことを知ってみてくださいということです。


例えば離乳食のスプーン投げてみたら
コロンって音がした。
    ↓
ママが拾ってくれた。

「あれ、もう一回やってみよう!」
    ↓
「わ!できた!」
    ↓
「そっか、こうしたらこんな音出るんだ!」
    ↓
「わかったぞ!よし!もう一回!」

こんな実験かも。

子供のブームって長いので
結構付き合う大人は根気がいりますね( ^ω^ )

できればスプーンは投げて欲しくないと親は思うので
そこは折り合いをつけてもらう感じで
「ダ〜メ、もぐもぐもぐ」
って正しいスプーンの使い方を見せてあげてもいいかもしれません。

でも、きっとそのあと何回かは
つづくだろうなあ(笑)
だってせっかく発見した楽しい実験だから。

今日言いたいのは
子供はそんな目線で「毎日を遊んで実験してる」って
思ってみてね
と言うことです。

生まれてこの世界に出てきて
見るもの聞くもの全て初めてで
自分の体すら初めてで
この世界を知るために実験しているのです。

大忙しですよね。

実はこういう時間が
一番脳をフル回転させてる時間となって脳を発達させているのです。

許せる範囲はその親御さんや
場所の状況によって違うと思うので
一概に「何回までは許していい」と言う話でもないですけど。

まあ、許される範囲でと言う感じでしょうか。

そう思って子供の行動をみてみると
毎日が実験だらけですよ。

我が家も
一通りの電化製品を壊されました。

だからって将来、
偉大な科学者になってくれた訳でもないですが( ^∀^)

そんな目線、ちょっと覚えておいてね。


では、またね❤️

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