赤羽根比呂

23.10~。北海道在住。小説/詩/脚本/イラスト/工作…。趣味多数! 【星空文庫(詩…

赤羽根比呂

23.10~。北海道在住。小説/詩/脚本/イラスト/工作…。趣味多数! 【星空文庫(詩/小説/その他)】 【cocommu(台本)】【YouTube(台本)】 アイコン:若葉かずさ様(気に入っているのでXのまま)

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赤羽根比呂
17時間前
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短編小説【パープルドッグ×目撃者】

 女子校の正門の前でサングラスをかけた顔立ちの綺麗な背の高い少年は、自分に向けられる女子生徒の熱い視線をうざったく思いながら目的の人物が出てくるのを待っていた。…

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短編小説【雨降り】

 学校が終わりタケトは屋根のある停留所でバスを待っていた。  「雨降りそうじゃない?」と隣で見覚えのあるセーラー服を着た少女に世間話程度の気持ちで話しかけてみた…

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短編小説【ピント 2】

 2 花村写真館  二日前、母方の祖父の葬儀が終わった…。  数日前までは元気に老舗の『花村写真館』で働いていたのに急に倒れてしまい、そのまま逝ってしまった。  …

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短編小説【ピント 1】

 1 アングル  入学式当日。  去年同様写真部の僕は入学式の記録にかり出されていた。  体育館上のギャラリーにいる僕は一眼レフカメラを構えながら入場して来る初々し…

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10日前
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短編小説【君に恋してた】

 秋の寒さが身にしみ始めた忘れられないあの夜…。  遅番の仕事が終わりアパートに着くと部屋のカギを開けた。  この暗闇が襲って来るような感じが嫌で、いつも出かけ…

赤羽根比呂
10日前
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12日前
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短編小説【雨の降る日】

  雨の降る日だった。  目が覚めると私は彼のベッドの中にいた。  雨で濡れてたはずの服は、気づけば彼の服を私は着ていた。  着替えさせてくれたんだ…。  見回…

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12日前
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赤羽根比呂
2週間前
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短編小説【もう一つの世界】

 高校の教室内…。  休み時間…。 「ねぇ松山君、もう一つの世界って信じる?」  と僕の前の席に座る、長い黒髪の安藤沙紀は後ろを振り返るなりそう話しかけてきた。 「…

赤羽根比呂
2週間前
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2週間前
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短編小説【パープルドッグ×目撃者】

 女子校の正門の前でサングラスをかけた顔立ちの綺麗な背の高い少年は、自分に向けられる女子生徒の熱い視線をうざったく思いながら目的の人物が出てくるのを待っていた。  麻美は正門付近に軽く人だかりが出来てるのを横目に通り過ぎると、少年は「見つけた」と誰にも聞こえないように呟き少し離れて麻美を追った。徐々に人気は薄れ始め、目の前を歩くのが麻美だけになると少年は歩く速度を早め麻美の肩を叩いた。 「ちょっと…」  振り返る麻美にサングラスを少しずらし裸眼で「やっぱり…」と少年は呟く。

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短編小説【雨降り】

 学校が終わりタケトは屋根のある停留所でバスを待っていた。  「雨降りそうじゃない?」と隣で見覚えのあるセーラー服を着た少女に世間話程度の気持ちで話しかけてみた。 「そうですね…」  春の天気は変わりやすく突然大粒の雨が降り始めた。  「降って来たか…。いつになったらバス来るんだか…」と独り言を言うと「バスが来るまで何か話でもしません?」「いいけど、どんな話を?」と言いながらタクトは何処のセーラーだったかなと真剣に悩んでいた。 「そうですね…。あっそう言えばこの辺で事故にあっ

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短編小説【ピント 2】

 2 花村写真館  二日前、母方の祖父の葬儀が終わった…。  数日前までは元気に老舗の『花村写真館』で働いていたのに急に倒れてしまい、そのまま逝ってしまった。  一週間ぶりに店を開けることになり、僕は学校帰りに『花村写真館』に寄り店番をしていた母と交替した。  前掛けを付け僕は机の上に置きっ放しだったカメラを構えファインダーを覗いたまま壁に飾る額に入ったモノクロやカラーの写真、棚の古い型のカメラや様々な大きさのレンズを見渡した。入口に気配を感じ振り向くとセーラー服姿で中学

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短編小説【ピント 1】

 1 アングル  入学式当日。  去年同様写真部の僕は入学式の記録にかり出されていた。  体育館上のギャラリーにいる僕は一眼レフカメラを構えながら入場して来る初々しい女生徒を眺めていると急に、片耳に付けているイヤホンから顧問のダミ声がノイズ雑じりに聞こえてきた。 「泉、次入って来るクラスをー、右のアングルから先頭の方撮れるか?」 「だーかーらー任せて下さいよ」  イヤホンの横から伸びるマイクに言った。 「ダーメ。お前は女子しか撮らないだろ」 「そんな事ないって」 「とにかく

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短編小説【君に恋してた】

 秋の寒さが身にしみ始めた忘れられないあの夜…。  遅番の仕事が終わりアパートに着くと部屋のカギを開けた。  この暗闇が襲って来るような感じが嫌で、いつも出かける時はカーテンを開けっ放しにしていたのに何故か閉められ真っ暗で肌寒く感じた。  壁伝いにスイッチを探し、押すと玄関に愛佳の革の指定靴を見つけた。  やっぱり、愛佳来てんだ…。  ヒーター勝手に付けて良いって言ったよな…?  と思いながら靴を脱ぎ「愛佳ー来てるんだろう…」と足を進めて行くと制服を着たままの愛佳がいつもの

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短編小説【雨の降る日】

  雨の降る日だった。  目が覚めると私は彼のベッドの中にいた。  雨で濡れてたはずの服は、気づけば彼の服を私は着ていた。  着替えさせてくれたんだ…。  見回すと近くのソファーからこっちを漆黒の髪と瞳でじっと見てる彼がそこにいた。  何も言わない彼。  気まずい…。 「怒ってる?」  私が口を開くと彼はちょっと待って「あぁ」と溜め息をつくように答えた。 「だって…」 「だってはいらない」 「でも…」 「でももいらない」 「イジワル…」  私は小声で呟いた。 「何?

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短編小説【もう一つの世界】

 高校の教室内…。  休み時間…。 「ねぇ松山君、もう一つの世界って信じる?」  と僕の前の席に座る、長い黒髪の安藤沙紀は後ろを振り返るなりそう話しかけてきた。 「は?  もう一つの世界って?」 「ん…  じゃ、今日の朝何食べた?」 「えーっと…」 「昨日の夕飯は?」 「ん…  何だったかな…」 「じゃ三時間前は何してたか覚えてる?  誰と会ってどんな話をして…」 「三時間前…」 「三十分前は?」 「一緒に、授業受けてたろ」 「うん。  受けてた。  じゃ、三十分は教科書何ペ

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