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私じゃない誰かになりたいし、ここじゃないどこかへ行きたい

小さなときから、「物語を考える」ことが好きでした。

幼稚園ぐらいのときは人形を自分で動かして頭の中で台詞を再生していて、小中学生くらいのときは漫画を書いてました。高校生になってからは「絵をたくさん描くの面倒くさいな」と思い至り、そこから大学まで映像作品の脚本を定期的に書いています。

物語を考えているときは夢中だし、没頭していたと思います。どぼん、と思考の海に飛び込むような感覚。

とにかく、自分じゃない誰かになりたかったし、ここじゃないどこかへ行きたいから書いていたんでしょうね。変身願望と逃避願望が強いらしい。(恥ずかしいが多分今も)

本当によくないんですが、環境を変えたくて、前髪を切るような感覚で恋人に別れを切り出してしまうようなことがたまにあります。

突然どこかに行きたくなって新幹線に飛び乗るのも、「ここじゃないどこかへ行きたい!」ことに起因しているような。

フッ軽はいいことだけど、雑に生きないためにも、また物語を書こうかなあ。

#1ヶ月書くチャレンジ 『夢中になったことやもの』

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