少女とミリタリー・ブルアカ読解のためのメモ:創作のための戦訓講義14


事例概要

発端

当時の個人の反応

ブルアカ韓国軍ネタ

個人見解

 「美少女や女子高生におっさんの趣味をやらせる」系の作品は日本では枚挙にいとまがない。ジャンルとしての形態だけを口にするのなら、『ゆるキャン△』や『ぼざろ』も同様のジャンルと言える。この点については以前、別口のブログで簡単に書いたことがある。

 簡単に言えば、日本の創作においては成人男性や中年男性として何かに向き合うことが避けられ、その代わりに美少女が配されているという話。これは趣味の話に限らず、創作に限らずあらゆる場面で起きることだ。つまり男性性というものへの問いを全体的に避けようという傾向がある。

 日本のフィクションが全体としてこういう傾向なので、ブルアカも当初は女子高生とミリタリーという組み合わせの理路は同様だろうと思っていた。無論、そうした傾向に沿ってデザインされたものでもあるのだろうが、元が韓国の開発ということもあり、女子高生、というよりそれより少し上くらいの若者と軍事の関係は日本とはまた異なるようだ。

 現在ブルアカは絶賛プレイ中なので、このあたりはまた今度まとめてみたいと思っている。


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