好きなものの話

お久しぶりです。

二週間ほど更新をサボっておりました。

別に謝ることもないんですけど、noteをやっていた養成所の同期に、俺も始めるわ!と言ったあの日から、はや1ヶ月。

定期的に更新するのって難しいんやね。すごいよみんな。

てことでこの二週間何をしていたかと言いますと、一週間ほど地元の京都に帰省しておりました。久しぶりに家族、地元の友達や後輩とあってまあ何も変わってなかったり、変わってたり。次はいつ帰れるかなあなんて。

それでまあ、地元に帰って改めて思ったんですけど、僕って本当にお笑いが好きなんですよね。
恥ずかしいですけど。好きっていうだけですけど。

っていうのも、上京してから、心を許せるくらいの関係の人って養成所の同期くらいしかいないんですね。
で、そうなると、普段からお笑いの話ばっかりしてしまいますし、あの芸人さんが、この番組が、みたいな話題ばっかりになるんですけど、地元に帰っても、普段の感じで、そんな話題をしてしまうわけです。

そしたらまあ通じないこと。

え、ちゃんぴおんずさん知らないの?って。
今度養成所で授業をしてくださるのよ!この興奮分かってよ!!みたいな。

まあでも、こんな温度差なんかは、今に始まった話ではなかったわけです。よく考えると。

学生時代から音楽の話、芸能の話、とか、好きなことの話に一度火がつくと、相手がどんな反応をしてようと語り尽くしたくなってしまうんですよね。悪い癖ですよね。

昔からよく言ってるんですけど、自分を否定されるより、自分の好きなものを否定されることに、ただならぬ憤りを感じるんですよね、僕。

多分、好意の感情が人より強いんです。
独占欲ではないですよ?どっちかというと広めたいから人に話してるくらいで。

で、今になって考えると、多分、これって自己肯定感の低さからくるもんなんじゃないかなって思うんですよね。

基本的に僕は昔から自分のことが好きではなかったし、何か自信のあるものがあった、というわけでもなかったんです。
運動神経が死ぬほど悪いから、小学生の頃は目立ってもなかったし、モテてもなかったし。で、特段自分が好きなものもなかったんですよね。
でも小学校5年生くらいの頃に、スピッツのことがめちゃくちゃ好きな友達がいたんですよ。なんかそいつがその時めちゃくちゃキラキラして見えて。

多分それがきっかけで、そこから僕は、好きなものがある人間に憧れを持つようになったわけです。
でもこれは、とどのつまり、自分の好きなものが活躍してたり、世間から評価されることで、自分を律しようとしてただけなんですよね。

まあでも今は違いますよ。本当の意味で自分が好きだから好き、っていう考えでいろんなものに触れるようにしてますけど。
でもどこかにまだこの考え方はあって、自分よりも自分の好きなものが悪く言われた方が腹立つし、自分の好きなものに自信があるし。

まあそれでいいですよね。自分のことを好きになる、なんて工程は意外と後回しでいいような気もします。こんな時代やし。こんな世界やし。

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