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出産レポを読まなかった理由。

1ヶ月後に出産を控えたある時、気にかけていたこと。

出産レポはあえて読まないようにした。

ということです。

ハッシュタグに #出産レポ  があるように、

出産のエピソード(臨場感あふれる文章たち)がこの世の中には溢れかえっています。


少子化が叫ばれるようになり、子育て世代に注目が集まる中、妊娠、出産の情報が溢れにあふれています。(私の主観)


妊娠中は、とりあえずSafariで検索、たまひよの掲示板の同じ週数の人の書き込みを見る、などなど、ネットの情報を常にインプットしていました。

とくにたまひよの掲示板はよく読んでいました。

「同じ週数の人も同じ症状があるんだ。」
→安心。

「少し週数が先の人は、こんな症状があるんだ。」→見通しが立って安心。でも不安。

「出産ってこうやって始まって、こんな苦しくて、今こんなこと準備しておかないといけないんだ」
→すごく不安。怖い。

そんな文章を読むたびに、不安が押し寄せて来ました。

ある時から読むのをやめました。

アプリを消して、情報をあえて遮断しました。

そして実際、出産を実体験すると、
出産前に読んだあの文章たちは、
書いた人の体験記であって主観に過ぎないことが、その時やっと分かりました。

私の体験ではない。(当たり前)

私の条件で、私の周りの環境で、私の子どもが産まれてくる。

それは唯一無二で、私にしか分からない。


つまり、第三者の目線で読む分には問題ないが、自分ごととして読むのには適さない。


そんなことがわかりました。

その文章から離れて、落ち着いて過ごすことが出来た妊娠後期でした。

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