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2年前より10キロ以上痩せたので、やったこと全部書く。

昨年度、自分に起きた変化と呼べるもののひとつに
「2年前より10kg以上痩せた」があります。

事の始まりはコロナショック。
自粛の影響もあり、ここでガツンと太っちゃいました。
外に出歩く頻度が減り、身体を動かす機会も減った一方で、食事量とかは変えずにいたので、当然そうなりますよね。
会社の健康診断でも、「標準体重を超えているので減量してください」と、お医者さんから直々に言われる始末。
痩せようと思って筋トレやランニングを始めても、長続きせずにすぐに止めてしまい、効果は出ませんでした。

そんな自分が痩せました。

2年前∶体重…75kg、体格判定…やや肥満
現在∶体重…60kg、体格判定…標準

2年前は、会う人会う人に「太った?」と聞かれ、恥ずかしい想いをしていましたが
最近では、「痩せた?」と聞かれるようになり、なんだか嬉しさもあります。
社畜属性もあるが故に、「やつれた?」と聞かれることも多いけど…ここではあまり広げずにおこう
何が効果があったのか振り返るうえでも、これまでにやってきたことをまとめようと思います。

①スポーツクラブに通い、運動を習慣化

去年の夏頃。
突然、「何か新しいこと始めてみたい」という気持ちが芽生え、住んでいる地域のスポーツクラブに通い始めました。
体験入学で、最初数回お試し。初めてやる競技で楽しかったし、一緒にやる人たちの雰囲気も良かったので正式入会。

今も週イチのペースで通っており、運動を習慣化することができました。
これまでも何度か、ランニングや筋トレなどを習慣化しようと思いましたが、何度やっても挫折して途中でやめちゃうことが多かったです。
原因は、主に以下の2つだったと思います。

・「痩せる」ことを動機にし過ぎた
 …すぐには効果が出ないので、モチベが続かず止めてしまう。
・ひとりで運動していた
 …続けようがやめようが、自分含め誰も困らない。ので続かない。

ということで、スポーツクラブに通ってみて
自分が得た教訓は以下2つです。

・「痩せる」こと以外を動機に持てると続きやすい
 …始めたきっかけは「クラブでやっていることが面白そうだったから」だし、今も続けられているのは周りの人の雰囲気が良いことが主因。
・ひとりでの運動が長続きしないなら、誰かと運動する状況を作ったりやめると困る要因をつくると続きやすい
 …クラブではコーチに教えてもらえるので、ひとりでの運動が長続きしない自分に合っていた。
 また、会費も払っているので無駄になると自分が困る。

ひとりでは運動を習慣化できない!とお困りの方は、割り切って誰かに教えてもらう方向に舵を切っても良いのかなと思います。
月謝の出費はありますが、痩せて筋肉もつけられて以前より健康な身体をつくれたし、地域の人たちとの繋がりも持てて、出費以上に得られたものがあったと感じています。
誰かとやる運動の楽しさに気づけたことも財産です。スポーツクラブで教えてもらっている筋トレ、今では自宅で自主的にやるようになりました。

②毎日5,000歩ウォーキングチャレンジ

ある日、何気なくSNSを見ていたときのこと。
とあるフォロワーさんが、スマホの歩数計と連動させて歩数を記録することで、ポイントやマイルが貰えるアプリを使っていると発信しており、自分もなにか良いのないかなと思って調べてみました。
結果、「楽天ヘルスケア」というアプリを見つけました。一日のうちに5,000歩ウォーキングを達成すると、翌日にくじが引けて、当たりが出ると楽天ポイントが貰えるというもの。
もう3か月ほど続けていますが、今のところ自分は毎日当たっています。
当たりが出たところで、貰えるポイントは1ポイントとか5ポイントとかで知れているのですが
このアプリを使ってよかったのは、運動の達成度が見える化できるようになったこと。

↓アプリの画面はこんな感じ。

真ん中にデカデカと歩数が表示されており、5,000歩を達成するまで残り何歩なのかがわかります。
上の画面では既に5,000歩を達成しているので、「明日引けるくじ」として1回分が記録されています。
日にちが変わって翌日になると、グレーアウトされている「くじを引く」のボタンがアクティブになり、くじを引けます。
また、チャレンジを7日連続で達成すると、いつもより多めにくじを引けます。
そんなこんなのルールがありますが、得られるポイントは二の次で、連続達成日数を途切れさせたくない気持ちが沸き起こるのにひと役買い、ウォーキングを続けるモチベーションになりました。

また、このアプリを使い始めて変わったことは、歩数を稼ごうと日々の運動量が増えたこと。
一日5,000歩って、実は結構大変です。出社したり、休日どこかに遊びに行くときは余裕で達成できるのですが、在宅勤務だったり、休日の用事が無かったりで家に引きこもっている日は当然歩数がカウントされるわけもなく…。
そんな日は、仕事終わりに家を出て近所をぐるぐるぐるぐる歩き回っています(笑)これが結構時間かかって、自分の場合は30分ほどかかります。
歩き終わる頃には結構疲れていて、食後の腹ごなしも良い感じにできています。
コロナ禍の頃は毎日在宅勤務だった時期もありましたが、毎日これだけの運動をする機会が損なわれていたということ。そりゃ太って当然だよなと改めて感じました。

③自転車、徒歩中心の移動にシフト

②の続きです。
スマホの歩数計って、自転車を漕いでいても歩数としてカウントされます。
1日あたりの歩数を稼ぐために、休日出歩くときの移動手段に自転車を選ぶことが増えました。歩いてないじゃん!って感じだけど、電車に乗って移動するよりは確実に運動してますよね。
電車を使わないと遠い場所にも自転車で行きます。往復で1,000円かかるようなエリアも自転車で行けば、かかってもせいぜい駐輪場代の100円ぐらい。節約にもなります。わーい電車賃浮いたーとか言って、ひとりで勝手に喜んでいます。
もちろん移動時間はかかりますが、そこまで予定がシビアでないことが多いので全然間に合うし、ちょうどこの季節はサイクリング日和。走っていて感じる気持ち良さのほうが勝ちます。
「月曜から夜ふかし」の桐谷さんが自転車を使いたがっていた理由、今ならよく分かります。

交通費の節約でいうと、やっていることがもう一つあります。
最寄りや目的地の数駅手前で乗り降りすれば電車賃が安くなるときは、数駅手前で乗り降りして、その前後で歩くようにしています。

このあたりの行動に対してですが、「お金を浮かすために運動する」ではなく
「運動することで、本来消費するはずだったお金を貰えている」と考えることで、モチベーションがわくようになりました。
月謝を払ってスポーツクラブに通って運動しているからこそ、運動するだけでお金が貰えるんだったら…と思えるようになったのかもしれません。

④自炊中心の食生活に見直し

昨年末に引っ越しして、同時に日々のお金の使い方を見直そうと思い立ちました。
そのとき真っ先に見直したのが「食費」。
引っ越し前の自分は、食費に無頓着でした。平日の在宅勤務時。昼はコンビニのおにぎりやサラダ、夜もコンビニのカップ麺。休日は出先で昼夜どっちもファストフード。喉が渇けばペットボトルのジュースを買う。自炊よりも明らかに割高です。
地味に出費がかさんでいると気づいたので、まずはここを削ろうと思って自炊中心の食生活にシフトしました。平日も休日も、自宅にいる時間帯は基本的に自分で作ったものを食べます。会社に行く日もお弁当を持参するようになり、会社の食堂や売店(コンビニ)は使わなくなりました。
ペットボトル飲料の代わりに、水筒を持ち歩くようになりました。スーパーで汲めるミネラルウォーターに、水出しのティーパックを入れて自作したお茶をつめて持ち歩き。そうするようになってから、いかに500mlのペットボトル飲料が高値か分かりました。
外食は、友人や知人とは行くけど、自分ひとりでお腹を満たすためだけに行くことは減りました。
休日に出先でお腹が空いたときでも、直後に帰宅する予定であれば帰宅後に食事します。どうしても難しいときも、口にするのはスーパーで買ったパンやおにぎり。コンビニでは買わなくなりました。

そして、その結果が家計だけでなく、自分の体型にも影響を及ぼしました。
自炊し始めてから、さらに体重の減りが加速しました。

減量は、体内に残る余分なカロリーをいかに減らせるか次第だと思っています。

(カロリー摂取量)-(カロリー消費量)=(体内に残るカロリー)

↑の式が成り立つならば、運動でカロリー消費量を増やすのと同じくらい、食事でのカロリー摂取量を減らすことも、体内に残るカロリーを減らすうえで重要ですよね。
運動に加えて、食事も見直さないと効果が得られにくいと分かってよかったです。見直すと言っても、一日一食とか極端なことは必要なくて、先述のとおり外食やコンビニ飯の頻度を見直すことができれば十分だと思います。

⑤鏡や体重計で体型をチェックする

そんな生活を続けていたある日のこと。
ふと、お風呂上がりに髪を乾かそうと、洗面台の鏡の前に立った時に、あることに気づきました。

腹筋の陰影が結構ついてきた気がする…!

去年の夏から地域のスポーツジムに通い始め、引っ越しに伴い食生活も見直し、歩数も気にして体を動かす頻度を増やして、8か月ほど経った頃。
はじめて自分の体型の変化を感じた瞬間でした。ボディビルダーのようにバッキバキに割れた腹筋には遠く及ばないし、縦線がやんわり見える程度のかわいらしい陰影ですが、やってきたことの効果をようやく体感できました。
ここまで読んでみて「早く服着ろ」と思われた方、正解です

後日、スーパー銭湯に行った際に体重計にも乗ってみました。
やっぱり体重は減っていました。数値で見るとより効果を体感できますね。

それからというものの、定期的に鏡で自分の姿を確かめたり、体重計に乗ったりするようになりました。
何事も、変化を感じられるとモチベーションになりやすいのだと感じられました。
身体づくりの場合は特に、成果が出ると「この体型を維持したい」「リバウンドしたくない」といった気持ちが芽生え、日々の運動や食生活により気を遣えるようになれる気がします。

以上にしたいと思います。
さて、ここまで書いてきた中で、自分は一度も減量に「成功した」とは言いませんでした。
なぜなら、現状が成功とも失敗とも言い切ることができないから。
ここからまた激太りすれば、せっかくやってきたことが水の泡。
また、対照的に、2年前に運動や食習慣を見直せなかった自分も「その後痩せるうえでの途中の段階にいた」とも考えられるので、完全に失敗していたわけではなかったのかな、とも思います。
身体づくりって、成功も失敗もないので終わりがないんだなと改めて感じました。

ただ、終わりがないということは、自分の生涯をかけて取り組めることでもある、ということ…。
実は今も、若干筋肉量が少ない判定を受けていたりします。体幹や上半身をもっと鍛えたほうが良いみたい。
そんな風に考えていくと、やっぱり身体づくりって「もっとこうしたい」とか、現状に満足しても「現状を維持したい」とか思えることがあって、まだまだやれることあるなーとか感じます。
何からやっていきましょかね。そんなことを思いながらこの記事を〆て、この後も日課の足上げ腹筋とプランク、スクワットをやってきたいと思います!

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