心を開くのはこわいけれど
私は人を信じるまでにかなりの過程が必要だ。
心を開くまでの時間がたっぷり必要だ、と言った方がいいかもしれない。
そんな私は長いあいだ転勤族の妻をやっていた。
知らない土地に行くことや初対面の人の中に入っていくのは得意な方なのだが、今までたくさんの人と仲良くなりそして裏切られ…
裏切ったほうはそれに全く気づかずにニコニコ笑って、私が引っ越す時に「また会おうね!」と言った。
これの繰り返しにはさすがに疲れた。
さみしさとか虚しさとか怒りやモヤモヤ。
それらが入り混じる感触が辛いのだけれど、
それでも人を信じ何度も果敢に人の心にチャレンジしてしていた若い頃の自分には「がんばったな!でも、粘りよすぎ!打たれ強すぎ!」と言ってあげたい。
そんな私が色々やってみたのちにわかったことを少しお伝えしたいと思う。
人を信じることはいつもこわいけど、やっぱり人を信じて関わることで得るものも多い。
得たければ取りに行くことも必要だと思う。
人と関わることは人生を豊かにするのは確かで、単純に思考回路が2つになるのだから、自分の知らない世界が広がっていく楽しさもあるのだ。
そしてもうひとつ、経験から自分から「はじめまして!」と出て行かないと「あなたは放っておいてほしいんだね」と思われることのほうが多いことも知った。
これは私にとっては盲点だった。
放って欲しいわけではないのに。
…………………………。
今日は疲れたのでこの辺で。
次回は、私が心を開く時の防御策をお伝えしたいと思います。
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