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どんより曇り空と晴れない心

仕方ないかとでも言わんばかりにゆっくりと晴れた空は春と夏の境目を縫って何とも言えない心地の悪い気温で我々に訴えかける.


その空模様に比例するように自分の心も晴れることなく変わり映えのない日常を今日もまた過ごしていく.




今日の明け方の悩みはそう簡単に消えるわけでもなく、夢かと起きるわけでもなく自分の脳内に纏わりつく.




自分のことじゃなきゃ幾らでも楽観的になれるのになと如何にも性悪なことを呟いてみたり.


誰かに相談することでそれは解決するのかと,疑心暗鬼になってみたり.



自分の頑固で屁理屈な理想は凝り固まっていくばかりでいいのだろうか.



そう呟けばもうすぐそこには夏が待っている.

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