見出し画像

魔法の言葉なんてない

私は発達障害をもつお子さんの療育指導員をしておりました。

私自身の息子も発達障害を持っています。

そのお子さんの療育を考える時も、息子と接する時も

当時は色んな本を買い漁りそこから引っ張り出して

色々と試してみました。

でも当たり前ですが人ってそれぞれが違うし

もちろん何か障害があろうがなかろうが

本通り、マニュアル通りなんていかないんです。

だからその本を参考にしてお子さんと接して

「だめだ・・・」って思っている

親御さんは全然気にしなくて大丈夫です。

この子にはそれが合うけど

この子には合わない。

その本を実践して合わなかった。

というのも1つの発見なのです。

でもこれだけは言えます。

できた時には繰り返し褒めその物事を

定着させる。

反対にしなかった時にも

繰り返し褒めその事を定着させる。

例えば、段階を踏んで

椅子に座るという事を定着させる。

座れただけでもOK!褒めまくる。

次は、お名前を呼ばれ促されながらも

手をあげただけでもOK!

次は自分で手をあげる。

小さい声ながらも返事ができる。

この期間数ヶ月のお子さんもいらっしゃれば年単位のお子さん

もいます。

人はそれぞれ違うのでそれで良いのです。

私はこの年でも小学校で習う跳び箱が飛べません。

みんなができるからってできる訳ではないし

スピードは人それぞれ。

周りの子ができて行く事に焦る必要は

ありませんし、その焦りは必ず子供に伝わります。

今日は2秒椅子に座る事ができたね。

もうその日はそれだけで花丸です!!

なんどもその事をその時も後からも褒めてあげる事

が大切です。

今日は椅子から立ち上がらなかったね。

これは、しなかった事ですよね。

それも、もういっぱい褒めてあげるんです。

息子の授業参観は「しなかった事」

の褒めポイントを探す為に着目点をおいています。

できた事ばかりに目を向けるのではなく

しなかった事も褒めてあげると

子供はこれも良い事なんだ。

これをしなければ褒めてくれるんだ。

と小さいポイントシールの積み重ねが

やる気を育てます。

それを実際に可視化するともっと

良いと思います。

もし発達障害をお持ちのお子さんがいて

お困りの事がありましたら私のできる範囲で

お答えいたします。

子供は皆一様に才能の塊です。

その芽を地上に出すか否かは

マニュアル通りではいかないという事です。

あなたのサポートが私の書く源になり生活費になります!! サポートしてしていただけるととても嬉しいです!!