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【コラム】修学旅行も手ぶら観光。

9月16日付の観光経済新聞に「手ぶら観光」の記事が出ていた。
その記事を引用すると、千葉県船橋市を拠点に貨物輸送事業を全国展開する大栄運送(山本龍二社長)トラベル事業部では全国約50社の運送会社などと提携を結び、全国の旅行会社各支店からの修学旅行の手荷物輸送領域に新風を吹き込んでいるという。

旅行会社の教育旅行担当者にも寄り添った対応が好評だということであるが、わかりやすくいうと修学旅行客向けにお宿や次の目的地向けて荷物を運んでくれるというものだ。
この背景には修学旅行が、「見聞を広げる」から「フィールドワーク的要素」の方が強くなってきているからではないか。
フィールドワークは当然様々な施設の歴史や起源といったものを調査するので大きな荷物は、はっきり言って邪魔なのである。そこにこのサービスがはまった感じかなと思う。旅行会社のリピーターも多いという。

 ここから学ぶべき点は、誰でも手ぶらで観光したいということ。
観光の形態が団体旅行から個人旅行にシフトしてきて久しい。
この例は団体だからこそ効率的にやれるが、インバウンドや国内の個人旅行では難しい。しかし発想を変えればできないことはない。
地域を巻き込む荷物預かり仲介アプリ ecbo cloak(エクボクローク)  https://www.nta.co.jp/media/tripa/articles/rzd0y

という物も出回っている。この手ぶら観光は、直接宿泊業とは関係しないが、地域として取り組めばお客さまは必ず喜んでいただけると思いませんか。
興味のある方は、全旅連本部・竹村(takemura@yadonet.ne.jp)までメールでご連絡ください。

参考:2022/09/16観光経済新聞より


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