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ゆるくできるミリオンライブ!のすすめ

アニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」公開、
おめでとうございます!

7/19(土) 舞台挨拶の回で初見し、無事号泣し全身が溶け、来る日も来る日もミリアニのことを考えています。ミリオンライブ!が好きでよかった、心からそう思える素晴らしい作品になっています。

ミリアニ自体の魅力は既にたくさん上がってきているかなと思うので(毎日ハッピ~なオタクの感想が見れてとっても嬉しいですね)、ここでは興味を持ってくれた方に向けて、私がミリオンを好きな理由ミリオンをおすすめする理由についてちょっと書いてみようかなと思います。
拙い文章ですが、お付き合いいただければ幸いです。

早速本題に入ります。
私が「ミリオンライブ!」を続けている理由を考えた時に一番に思いつくのは「ゆるくできること」です。タイトルにも挙げてみました。
この「ゆるく」というのが何を指すのかは、それぞれ思い当たることがあるかと思いますし、「え、ミリオン適当にやってもいいってこと?」とムッとしたプロデューサー諸氏もいるかもしれません。すみません。
掴みとして敢えて安易な言葉を使わせていただきましたが、
つまり「精神面で楽である」ということ——
「どういう風に、どの子を好きでも、嬉しい環境である」ということです。

オタク特有の隙自語をさせてもらいますが、私は20代後半のそこそこ歴の入った女オタクです。アイドルもの以外にも、男性向け女性向け含め、それなりにジャンルを触ってきました。
その中でどうしても生まれがちなのは「格差」。
『私の推しは〇年もローテ回ってこないのにあっちはまたイベント……』とか。『人気キャラとはいえ曲数が……』とか。『またグッズ出ないな……』とか。逆に、「人気キャラ」が好き故の引け目だったりとか(好きなことは何も悪くないのに)。
キャラ重視のコンテンツを通って、こういう暗い感情に全く思い当たらないオタクはあまりいないのではないでしょうか。

私は子供の時小説ばかり読んでいたためか、シナリオというか作品重視で、好きなキャラはできますが、その子に特段入れ込まないタイプのオタクです(DD(誰でも大好き)が近い。箱推しと呼べるほど偉い存在でもないです)。全体が良ければええやろがいのタイプ。
なので自分が病むというよりは、他のオタクが「自分の好きなキャラクターに対しての愛」のあまり病んでいくのを見て、それに疲れてしまい離れる……というのを何度か経験していました。他を見るなという話なんですが、インターネットをやっている以上そうもいかず。

とくに今は、SNSが当たり前になったことにより、「〇〇推し(アイマス的にいうと「担当」ですね)」であるということが一種のステータスになっているなというのも感じています。

熱量を持って何かを追いかけるって大事ですし、楽しいですし。でも、キャラクターに入れ込みすぎて他の何かや誰かを蔑ろにしたくないなぁ、と感じていた時に出会ったのが、「ミリオンライブ!」でした。

元々アイマスの別シリーズも触っていたので、「ミリオン」のことも多少知っており(先輩たちの映画、ムビマスも公開当時見ていました)、曲がオシャレで良いなぁ~と気になっていました。
そんな折、2017年にサービス開始した「アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ」通称「ミリシタ」。音ゲーが好きだったので、これはいい機会!と初日からプレイ開始。

https://www.youtube.com/watch?v=gfHonmWUXJQ

ミリシタのテーマソング、「Brand New Theater!」を初めてプレイした時の衝撃はいつまでも忘れません。
52人いるアイドルの中から5人、上述したムビマスで気になっていた子や、初見だけど見た目が好みの子、そして先輩組で好きな子をセンターにチョイスしてライブをスタート。
……すごい。ちゃんとその子の声で歌って踊る。声を初めて聴く子も勿論いましたが、スッと入ってきました。今思うと、その時には既にミリオンが4年という歴史を重ねてきたからなんだと思います。
夢中でアイドルを入れ替えて、みんなの声を聞きました。他の曲もあるのに、ずっと BNT! ばかりプレイしていました。立ち位置を変えると、歌う箇所も変わりました。ソロのモードもありました。すごい。

ミリシタ開始から6年経った今でこそ、歌い分けは他スマホゲーでも見られる技術ですが、当時の私にはとんでもない衝撃でした。
どの子を選んでも、
その子自身が、その子自身の声で、
ステージの上で歌って踊ってくれる。

ミリシタ1周年記念楽曲「UNION!!」に次の歌詞があります。

ひとりじゃ 届かない
ひとりも 手放さない
行こう We are all MILLION!!

この歌詞を聞いたとき、ぼろっぼろに泣きました。あの時、魅入られたミリオンの魅力はこれだったのかと。
誰か特定のキャラに入れ込まないとオタクじゃないのかな?作品が好きだから、みんなが好きじゃだめなのかな?
いつの間にかモヤモヤしていた、暗い気持ちを全部吹っ飛ばしてくれました。

…………。
さて、オタクの重て~感情を書き連ねたところで、ミリオンの何が良いのかという話に戻ります。

それは、上述した「UNION!!」の歌詞の通り「”みんな”であること」をすごく、すごく大切にしている作品だということです。
カード枚数や曲数、衣装数などなど、全ての要素がなるべく平等になるよう配慮がされていると思いますし(特定のアイドルを追いかけている担当さんは気になるところもあるのかもしれませんが、相当頑張ってくれていると思います)、何よりもミリオンの根底にある「UNION!!」の精神を、運営や演者さんがいつも全力で伝えて、実践してくれていると感じます。

「“みんな”であること」って、本当に難しいんですよね。
現実と同じくらいに、作品内で「平等」をやることって簡単に見えて本当に難しい。オタクをやっていると常々思います。
だから、それを52人のアイドルと共に、10年間も諦めないで走り続けているミリオンライブ!は本当に凄いです。
現在公開中のミリアニは、その精神を改めてぶつけてくれるものでした。ので、感極まってこの記事を書いています。

こういうことを書くと、「なんかたくさんいそうだし、あと作品に対するオタクの感情重いし、追うの大変そう……」と思われるかもしれませんが(笑)、私は逆だなと思っています。

「誰」を好きでも、
「みんな」が一緒だから、
そしてそれが「当たり前」の環境を作ってきたから、
ゆるく軽く、いつ触っても楽しい、のが
ミリオンの魅力かなと。

(※今更ですがこの記事はすべて主観です)

ミリオンのプロデューサー(オタク)は、ちょっと異常なくらい、アイドル単体でなく「ミリオンライブ!」そのものが好きな人が多いので(私もですが)、ちょっとでもどこかに触ってくれるだけで大喜びすると思います。その中から更に、好きな曲が1曲できた、好きなユニットができた、好きなアイドルができた、となればもう万々歳です。

また、お気に入りのキャラができて「担当プロデューサー」になったとしてもかなり回しやすいです。
ぶっちゃけた言い方をしてしまいますと、52人もいることによって所謂ガシャや、メインのイベントカード報酬になるローテが大体年1~2回と、しんどくないんですよね。普段はゆるく遊んでいて、担当アイドルが来た時に本気を出す!みたいな遊び方ができるので、全然厳しくないです。
かといって供給が少ないかと言われると全くそんなことはなく、基本的に複数人のユニット単位でコミュは更新されていきますし、その他アイドルとコミュニケーションできる機能は無数にあります。前述した歌い分け機能のついた曲もたくさんありますし、個別に加え共通衣装も全員分出ます。

待望のサブスク解禁もされましたし、曲だけ追っても楽しいです。ソロ曲だけでも最低3曲はあります。気に入った曲ができたらライブの配信を見てみよう、となるかもしれません。

ミリオンライブ!は今年で10周年を迎えた歴史の長いジャンルです。
それで尻込みされる方が多いと思うんですが……
逆に言うと、長寿なばっかりに知らないことばっかりでも許されるんですよね。全部知らないのが当たり前で、私も知らないことだらけです。でもそれも含めて、「Welcome!!」してくれるのがミリオンだなと思ってます。

まずは軽い気持ちで、劇場の扉を叩いてほしいです!

最後に、私の担当させて頂いているアイドル、
北沢志保さんを紹介して終わりたいと思います。

かわいいね
ウッ…

以上です。

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