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【7月11日〜7月16日】アヴィニョン〜帰国

時間が経ってしまったけど、帰国までの数日のことも
残しておきます。

【7月11日】
◉アヴィニョンからオーストリアまでは空路を使う手もあったけど、
予算のこともあり、また、陸路で行きたかったこともあり、長距離バス。

初めから10時間の移動ということもあり、結構緊張していた。
出発朝7時だし、宿から離れているところだし。

エアビーの宿のおじちゃんが気を利かせて送ってくれたんだけど、
バスの到着が2時間半遅れますと言うメールが来ていた。

結局、3時間遅れで出発。
ブルガリアのソフィアまで行くバスらしく、アヴィニョンからは33時間かかるらしい。乗っているのはほとんど、ブルガリア人。英語話せる人いない・・


高速道路で路肩に駐車したと思ったら、バスが故障。
座っていた斜め前の10歳くらいの女の子、ぐったりしているなと思っていたら停車中に外に出て、人だかりができているなと思ったら、救急車がかけつけ、病院位運ばれていくと言う事件・・。
そのまま立ち往生すること3時間近く。

直ったんだか、よく分からないけどバスは出発し
結局7時間半遅れで私の目的地、ミラノに到着。

あのバスは無事にソフィアまで走れたんだろうか。
運ばれて行った女の子と母親は無事だったろうか。
その後、国へ帰れたんだろうか。

深夜のバスターミナルにはバスを待つ人が結構いた。
無人じゃなくてよかった・・。タクシーが停まっていてよかった。
近くのホテルが空いていてよかった。

どうにかこうにか、最悪のピンチは免れました。

【7月12日】
◉紹介していただいた人のところへ足を伸ばそうと思っていたのですが、
前日の件もあり、目的地へ直行することに。残念・・・。


◉この度唯一の、山。インスブルックへ。
イタリアから北へ向かい、オーストリアの西部のスイス・イタリア・ドイツの国境からほど近い町へ。

【7月13日】
◉ウィーンにきてから教えてもらったり、自分で調べたりして気になった劇場と芸術団体にメールを送っていたけど、返信がなく。

カフェを併設していたり、劇場だけじゃない活動をしている場所だったりしたので、夏季休暇突入期間とはいえ空いているかもしれないし、
リールの劇場みたいにメンテナンスとかで誰かしら残っているかもしれない。って、ちょっと望みを持っていたんだけど、撃沈。

電気もついていないし、鍵もかかっているし、
10月○日まではおやすみだよ!って、張り紙がされているだけ。

◉もう、なんだか旅も終わりに来て段々と疲れもありやる気が出ず
この日はこれだけで、町の中をぶらついて終了。
ここまできて何も出来なかった無力感・・。

【7月14日】
◉せっかくの山、と言うことでケーブルカーとロープウェイを乗り継いで山頂へ。
結構高いし、山には雲がかかっているし、諦めてそのままウィーンへ向かおうか、とも思ったけど、これも「せっかくここまで来たのに、なにもやれなかった感」を助長するのでやっぱり行ってみることに。

1人で山に出かける時って、家を出るまでが1番の核心部(山頂へのルートの間で一番険しい難所)だって、石川直樹さんも言ってた。そう言うもんなんです。


◉雲の切れ間から青空が見えていたからもしかしたら、上は抜けているかもと思っていたけど、やっぱりそうだった!
最高の青空に、最高にかっこいい山々、可愛い羊さんたち。
(また羊に出会ったな。可愛い。)


◉アルプスは洋の東西を問わず、美しく気高いのだ。

◉本当は、この稜線をずっと歩いて行きたかったけど今回はあっという間にタイムリミット。ウィーンへ戻る電車に乗るため駅へと向かいます。
多少の遅れはあるものの、オーストリアの電車は分かりやすく、使いやすい。駅も。

この日は最後に散歩に出かけようかとも思っていたけど、気力なく、宿に帰ったら夜ご飯の調達だけして、あとはまとめをして就寝。

【7月15日】
◉最後の日。フライトは昼過ぎ。
こちらへついた数日後にいろいろと相談に乗っていただいた方ともう一度お話しできることに。忙しい中お時間作ってくださって感謝です・・。


1ヶ月、いろいろ見た結果まだまだ結論が出せない中、話しているうち
やっぱりそう言うことなのかなあ、なんて思っていたことがだんだんと形になってきて。
空港へ向かう時間もあったので、お話しできたのは1時間ほどでしたがとても大事時間だったような気がします。


飛行機の中でも、やっぱり、そうだなあ。
迷っている気がしていたけど、気持ちは決まっているんじゃないか。なんて、思ったり。

昼過ぎに飛行機に乗って、長旅の疲れはあるといえど15時、16時に寝るなんて出来るかい、と思ってそのまま考え事したり、メモを書いたり、映画を見たりして、どうせ寝れないから寝る努力をしなかったのだけど。

乗り継ぎ便は台湾で、現地時間は朝9時だが、体内時計は深夜2時近く。
あまりの睡眠不足で気持ち悪いわ、頭痛はするわ。
飛行機で寝れないにしても、目を瞑って寝る努力をするのは大事なのだね。


信州の夏は美しい。



そして、帰国後2日が経過し見事に時差ボケ真っ最中です。
常に眠いのに、夜になると寝れない。明け方になってようやく眠れる。
週末の現場で強制的に体内時計が調整されることを願います。

旅の実況中継(遅れ気味だったけど)はこれにて終了。
見たもの聞いたもの、考えたこと、記していきたいけどどれくらいできるかなあ〜。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

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