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赤ちゃん訪問って何するの?

自己紹介

出産後から3〜4ヶ月健診までの間に、赤ちゃん訪問があります。

赤ちゃん訪問指導員(保健師や助産師)が、ご自宅(または里帰り先)に訪問して、ママや赤ちゃんの健康状態をチェックします。

国からは「全戸訪問」と言われているので、ママから赤ちゃん訪問の希望がなくても、出生届が出たら、ママに連絡がいくようになっています。



赤ちゃん訪問指導員とママとで日程の約束をしたら、いよいよ訪問です。

赤ちゃんの体重測定をしたり、
肌の状態・股関節脱臼してないか・発達の状況など、赤ちゃんのチェックがあります。

ママの健康状態のチェックもあります。
既往歴・今回の妊娠や出産のこと・産後の体調。
そして周りのサポート状況などを聞かれます。

また、今後の検診や予防接種の案内などがあるかと思います。

もし、ママが心配なことや、今後のことでわからないことがあれば、なんでも聞いて大丈夫です。


私も赤ちゃん訪問に行くことがありますが、訪問すると、キレイにお化粧をしているママがいたり、キレイに掃除と整理整頓されたお部屋に案内されることがあります。

私からすると、「産後で大変な時期なのに、こんなにキレイにして…。気を遣わなくていいのに…。」と思ってしまいます。

もしお部屋が片付いてないとか、ママがパジャマでも、赤ちゃん訪問指導員は気にしませんよ😊


それに「赤ちゃんの体重が思ったより増えてなかった、一生懸命おっぱいあげてるのに…」「よくイライラしてしまって、母失格ですよね…」なんてお話しされる方もおいでます。

そういった思いを、私たちに伝えてくださるのも勇気がいることですし、
失格なんかじゃありません。


私たちが訪問するのは、ママの育児を評価するためではありません。

例えば「赤ちゃんが育ってない」「ママへのサポート体制が十分でない」ということがあれば、

どういったソーシャルサポートがあるか、
このママにとってどんなサポートが必要か、

そういった、“私たちが提供できるものの判断”をするためなんです。


ですから、ママたちはありのままでいてください。
普段からすごく頑張ってるのは必ず伝わります。

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