「母乳？」って聞いてくる人、それ聞いてどうするん？

自己紹介

「赤ちゃん可愛いね、男の子？女の子？」
…の次に、

「母乳？ミルク？」
って聞かれたことありませんか？

それを聞かれてツライっていうママさんに、時々出会います。

ツライ理由は、「母乳をあげたいのに、あげられない」という背景があります。

様々な理由で母乳をあげられないママさんもいます。
割り切っていればいいんですが、
それを気にしている時に、その問いかけは心に刺さるものがありますよね。

「ミルクです」って答えたら、どんな反応するんだろう。
「母乳じゃないなんて…」と否定的に捉えられるのも怖い。

だって、それを1番気にしてるのはママですもの。

そんなママさんに「それを聞いてくる人はどんな人ですか？」と聞いてみると、

「知らないおばあちゃんが多いです。スーパーで声をかけられたり…」

「近所の人にも聞かれます」
と話されます。

それを聞くと、私の頭には❓が浮かびます。

「知らない人に、それ聞いてどうするん？」

例えば、おばあちゃんに赤ちゃんを預ける時に、
預かる側が
「泣いたら何あげればいい？母乳？ミルク？」
と聞くのならわかります。

その赤ちゃんをお世話するという、責任がありますからね。

でも、そうでない知らない人や、
子どもを預けるわけでもないご近所さんに聞かれても、どういう意図で聞いてくるんだろう？と
思ってしまいます。

その答えが、ある時わかりました。

私が娘と銭湯に行った時、娘がお風呂場で
私のおっぱいを吸い始めたことがあります。

すると、周りのおばあちゃんたちが、
「あら〜可愛い！私もおっぱい良く出たのよ〜」なんて声をかけてくれました。

そこからは「母乳自慢大会」🤣

あっちのおばあちゃんも
こっちのおばあちゃんも

「はじめはなかなか吸いつけなくてね〜」
「歯が生えた時に噛まれたりね〜」
「結局３歳まで吸ってたわ〜」

次々に出てくる、おっぱい物語🤣

あ、わかった！

おばあちゃん達にとって、母乳を飲ませていたことは「誇り」なんだ。

赤ちゃんを抱いたママがいたら、
自分が子育てしてた時のことを思い出して、
ほんとに悪気無く「母乳？」って聞いてるんだ。

そのおばあちゃんにとって、帰ってくる言葉が「ミルク」でも、別に良いんだ。

つまり、自分の子育てを思い出してるだけで、
挨拶くらいの気持ちで「母乳？」って聞いてるだけなんです🤣

だからママさんたち、怖がらなくて大丈夫。
「母乳？ミルク？」に深い意味はありません。

ただの「挨拶」です🤣