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トラウベが欲しい

自己紹介

トラウベって、知ってますか?

エコーが普及する前、助産師が胎児の心音を聴取するのに使っていた、木製のラッパのような形の聴診器のことです。

私も「助産学生の時、教科書で見た」って思っていて、実際に使ったことはありませんでした。

すると、ベテラン助産師さんたちはお口をあんぐり(笑)
「えぇ!私ら、学生の時に買って、ずっと使ってたよ!」


助産教育も時代が変わっていってるんですね😅

そのトラウベ、お勉強のために行った助産院で、妊婦さんのおなかに当てて使わせてもらいました。


すると、エコーとは違い、正しく赤ちゃんの背中に当てないと聞こえないんです。

赤ちゃんの心音を聞くためには、妊婦さんのおなかを触診し、手の感覚で赤ちゃんの正確な位置や姿勢を見れなければなりません。

またその聞こえ方で、赤ちゃんの姿勢を把握することもできます。


はじめは聴取するのが難しいと感じましたが、トラウベで聞こえた赤ちゃんの心音は、とても愛おしいものでした。

聞こえる…というか、振動してくる力強さを感じました。


「トラウベ使ったほうが、助産師として成長できるんじゃないか」

「トラウベ欲しい!」と思っていた矢先、先輩助産師が「トラウベ無くしちゃって、欲しくて買おうとしたらどこにも売ってないの。製造もされてないみたい…」と話されました。


えぇ〜💦
欲しかったのに…💦


誰か譲ってくださる方、いませんか??


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