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時間がかかるけれど着実な道のり(漢字の音読み訓読み)

「ママ!ナカマのナカって6時半の半?」
と、朝から、中々の斜め上な発言をしてくれた低学年次女。

想像がつかない~。何が起こってるの?

問題を見せてもらうと、

次のカタカナを漢字に直して〇〇を埋めようという趣旨でした。
問:〇〇間に遅れないように行く
  ナカ・トキ・ソラ

・・間をマと呼んだのね。
解答方法としては、文脈と訓読みの候補から「時間」とあたりをつけないといけない問題です。ちなみにこれが初めての出題ではありません。前のページでも何度か見かけてみます。

次女の中では
・遅れないように行くとしたら何を気にする?→時間じゃない?
・訓読みって熟語にならないよねって話何度も聞いてるからおかしくない?

みたいな点と点を繋げる発想は生まれにくいのです。
でもそこが苦手と分かれば対応が分かります。

私も以前はそうしがちでしたが、
親や先生によっては何で?この前もやったじゃない?
だって~~でしょ?と言ってしまいたくなるだろうな~と思います。

けれどそれは
点と点をつなぐことに苦手意識を持たせたり、
点と点をつなぐ練習ができず、ずっと自分の課題の答を教えてもらっているだけになります。

ちなみに次女も連続で何度も繰り返している場合には、さっきと似た問題だからきっとこうだろうと考えることができます。
※学校のプリントはルールが一定なことが多いので困りません。
1年生のある時期までは同じ紙の右左で、同じ文字(単語)を学んでおり、隠してある部分が違う、といった状況でも「これさっきしたやつ!」とはつながらなかったことを考えると、着実に進歩しているな~~と感慨深いほどです。

次女と私の目標は
魚を釣ってきてもらうのではなく自分で魚が釣れるようになることなので、今日も考えるためのキーワードを伝えました。


「6時半の半ってどういうイメージ?そうね。半分のようなイメージだよね。仲間は?仲間って人がつながるイメージだよね。漢字は文字が持つイメージがあるよね。だから半と仲は・・・そうね違うね。」

「じゃあ次に問題について考えてみよう。熟語になる場の漢字の読み方の前提って何だっけ?」
・・・音読み。
「ナカとかトキとかソラは?」
・・・訓読み!!!
「普段何を気にして約束の場所に行く?」
・・場所? あと・・時間!あ、時間だ!

「ん?と思ったら何が分からないのか切り分けをしようね。文章を落ち着いて読むと分かることが多いよ。分からない時はいつでも手伝うからね。」

という話をしました。

毎回前提の確認、考えるためのキーワードを伝え続ける日々です。

感情コントロールも勉強の中のクエスチョンも自分で原因の切り分けができるようになれば、大きな混乱から自分を救えるようになる一歩になると今日も信じて。


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