子どもは日本語って読めてるから理解できてるとは限らない。

こんばんは。

今日は次女と日本語を一緒に学んでいるときに、
次女が
「ママ。『父はダイエットをしているので〇〇制限をしている』の〇〇に何が入るかな?」といってきました。

親御さんなら何て答えますか?

「食事?」「糖質?」
他にもあると思いますが、その時の答は食事でした。

ちなみに私は
漢字を選べる事がゴールではなく、日本語力をあげることがゴールだと思っているので、
まずこの文章の何が分かっていて分かっていないかを確認します。
その時にまさにタイトルにもあることが発生しました。

「次女、その文章で分からない単語ある?」
「制限!」
「じゃあまずそこを調べてみようか」
「物事にある限界を設けること・・???」
「そうそう。どこまでか範囲を決めるんだよね。車とかだと、速度制限とか。何分だけとかの時間制限とか。」
「そうか、あ、だからここは食事だね。」

「そうだね。ちなみに食事の何を制限すると思う?」
「・・・・時間?」

ということがありました(長くてすみません)
なので
「なるほど、次女、ダイエットの意味を教えてくれる?」
「え、、、、食べ物とか?」
「口で説明できない時はどうしたらいいと思う?」
「調べてみる!」
「調べてみて結局何をするって書いてあった?」
「健康のために食べる量や食材を変えるって書いてあった。」
「そうだね。」
「じゃあこの『父はダイエットのために食事制限をする』は、
食事の何を制限するんだと思う?」
「あー!量だ!」
「そうね。今回は多分そうだけど、炭水化物を食べないとか
材料を制限する場合もあるんだよ」
「へーそうなんだー。」

「大人の当たり前が子供の当たり前と思うな。」は私の大切な柱の一つです。ダイエットが身近にあれば見聞きすることもあるかもしれないけど、
低学年でダイエットをしたことがある方が少ないですよね💦。

新しい世界が出てきたときにちょっと確認してみる。
これって前提を確認する作業ともつながるんですが、そういう視点って
すごく大切です。

大人の思い込みで、良問が作業に変わるということもその逆もあるというお話でした。


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