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Koboが逝った。:Einkが好き!

※今回の記事は「Lenovo ideaPad D330」で作成

 2012年に購入した、「Kobo glo」(2012.11.15販売)、先週ついに動かなくなった。しかも、Einkらしく、最後に読んだ書籍の表紙を表示したまま逝った。

 よくぞここまで長きに渡りもったものだと感謝の思いです。12年間、本当にご苦労様でした。12年間、我が家の家族全員の読書生活を支えてくれたBookリーダーでした。思い起こせば、初めてのBookリーダーはSony readerでした。「Kobo glo」は、2台目である。Koboか、Kindleか、悩んだ結果、お絵描きができるということでKoboにしました♪とは言え、結局、子供が生まれるとKindle  kids bookサービスに惹かれ、「Kindle Paperwhite」を3台目Bookリーダーとして購入しました。

 読書、それは紙か電子かの媒体の問題ではなく、その本質は「知識欲」に応えることにあると思います。知らぬ世界に触れ、仮想の世界に誘われ、知を得て空想に浸る。言語という英知と交錯する出会い、それこそ、読書の本質と考えます。
 「Kobo glo」は、引越しの多い私にとっては所蔵場所という紙媒体の物理的制限を超えて知に触れる大切なツールでした。いまはまだ元気な「Kindle Paperwhite」と新たな読書端末「Bigme B751C」、そして「BOOX Note AirC」とともに、これからもEinkと過ごす読書時間を大切に過ごします。

※Amazonが「Kindle Paperwhite」などを発表した同日に、Koboも「kobo glo」、「kobo mini」、「kobo arc」の3製品を発表しました。「Kobo glo」は、日本では7,980円でした。

追記
 思わぬ機会に、「子どもの読書週間」には紙の方が良い、やはりページをめくるのが大切です、そんなことをお話ししている立場のある教育関係者の話を聞きました。それは好みです。悲しい現実の瞬間でした。立場のある方の発信が、個人の好みで多くの参加者への判断となる。
 多様性が求められる時代だからこそ、思慮深い判断と発言が肝要だと思います。それぞれの媒体の強みと弱みはあれど、紙媒体は保管という物理的制限があります。電子媒体には電力というか動力的制限があります。紙媒体による教育効果や学力の効果の議論や論文もあるようですが、いまは選ぶことが大切な時代です。教育に携わる者であれば、「自分で選ぶ力」を身に付ける教育を唱ってほしいと思います。

★子どもにとっても大人にとっても紙か電子書籍かではなく、読書することはいいことである、と私は発信します。

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