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手放すのが怖いのは

ほしいものが手にはいらない
ということで誰もが悩み

手にいれたものを失いたくない
ということでまた誰もが悩む

人も
お金も
モノも

いっぱいほしいし
一度手にいれたら手放すのが怖くなる

今までは
「ない」のが当たり前だったのに

一度
「ある」を体験すると
それを手放すのが怖くなる

なぜか

自分の手を離れると
もうはいってこないと思うから
もう二度と手にすることはできないと思うから

一方で
自分の手からするりと抜けて
手放しても
それでも全然怖くない人もいる

世の「お金持ち」と呼ばれる人たちは
多額の寄付や
買い物をするとき
遠慮なくどんどんする
そこに恐れはない

「それはお金がいっぱいあるから」

たしかにそうかもしれない
それもあるかもしれない

でもぼくは思う
それ以上に
彼らはそもそもの考え方が違うのだ

「お金がある」から「お金を出す」
というロジックではないのだ

「お金を手放し」ても「またはいってくる」
と彼らは分かっているのだ

そういう前提でずっと生きているのだ

だから
そのとおりの現実が
昔も
今も
これからも
ずっと目の前に映し出され続ける

そして同時に
彼らは分かっている

人も
お金も
モノも
もっとほしい
もっと手に入れたい

そう思うのが人間の性だが
物質的ななにかを得る喜びは
直ぐに終わりを告げる

どんなにいっぱい手にしても
結局なにも持たずに去っていくことになる

そして
最終的に残るのは
「自分が手にしたもの」
ではなく

「自分が誰かに与えたもの」
だけ

だということを
彼らは知っているのだ


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