感謝できないとき

「感謝」ってね、
素晴らしいことだし
毎日大切にしたいことなんですが
それでも、どうしても感謝できないときも
生きてりゃやっぱりあるわけで。

そんなときに、
「感謝しなきゃ」って無理やりしようとしたり、
他の誰かに、
「感謝しないさい」なんて言われてもできるはずもない。

ぼくはね、
感謝はたしかに大切だけど
感謝したくないときや感謝できないときは
別に感謝しなくていいと思っている。

というのも、
感謝って、「する」というよりも、
心の内側からじわーっと溢れ出してくるものだと
思うからなんだよね。

勿論、普段から感謝することを心がけ
小さなことにも気付けるようになるって
それはそれで素晴らしいと思うんだけど
でも、本当は感謝してない（できない）
にも関わらず、「感謝、感謝」ってブツブツ
言ってると「感謝する＝苦痛なこと」みないな
風に感じると思うんだ。

本末転倒でしょ？

全てにときがあり
タイミングがある。

長い人生のうちに「感謝できる」ときもあれば
「感謝できない」ときもあって、
それでも、またときがくれば、
「ああ、振り返ってみると、今はあれも感謝できるな」
というタイミングがくると思うんです。

だから、
どうしても感謝できないときは
「ああ、今はそういうタイミングなんだな」
くらいで、ゆるーくそういう自分も許してやったら
もうそれでいいと思うんですよね。