見出し画像

カレー of 9〜13作目

変化の記録

カレー生活が始まったのが5月7日でした。カレーを作って食べるようになって食生活が変化したので記録します。

とにかく私は量を食べないと気が済まなくて、緑黄色野菜をレタスでかさまししたサラダに適当なタンパク質をのせた食事を三食もりもり食べていました。しかしカレーを作って食べるようになってからは一日のメインが昼食になって、それ以外は(以前ほど)食べなくなりました。

具体的には、朝(6時)はお腹が空いていないのでコーヒーで済ませます。今までは朝食を一日の中で一番重視していたのですが、ふと冷静になると朝起きてすぐは胃が重たい感覚があるのに気が付きました。9時半ごろに空腹感が出始め、昼までもちそうになければカフェオレとナッツを食べます。そして昼にカレーを作って食べ、夕食はアボカドか果物とそれで足りなければオーバーナイトオーツを食べています。

これまではめちゃめちゃな量のレタスを食べていたんですが、めっきり消費しなくなりました。そのかわりに玉ねぎをどんどん使っています。あと、PFCバランスとかあんまり気にしなくなりました。カレー作ってサワードウブレッドと食べてたらなんとなくバランス良いんじゃね?みたいなノリです。何かが欠けているとか多過ぎることが無いのがスパイスカレーの良いところな気がします。もし足りてないとしても、タンパク質と食物繊維はオーバーナイトオーツが担ってくれてると思ってる。

今日のカレー

”南インド料理店総料理長が教える だいたい15分!本格インドカレー“の中にはキーマカレーのレシピが4つもある。割と多くないですか?インドカレーでキーマがポピュラーなのかそれとも読者のニーズがあるのかどちらなんだろう…と不思議に感じて気がつきました。

私、キーマカレーを食べて“良さ”を感じたことが無い…!

稲田さんのレシピにすっかりやられているのでこのキーマカレーも超美味しいはず!と思い、早速作ることにしました。

画像1

今日はシンプルキーマカレー、かぼちゃのシンプルココナッツカレー、空豆のサブジ(レシピではオクラ使用)、茄子のシンプルスパイスローストを本のレシピで作りました。あとはエッグマサラを勘で作った。付け合わせに、ひよこ豆の酢漬けにヨーグルトをかけて赤玉ねぎの酢漬けをのせたものも添えました。

キーマカレーは今まで食べてきた中で一番美味しかったです。名前の通り、作り方も味もシンプルで肉の脂の美味しい味がつまったカレーだった。ごはんめっちゃ進む味やな〜と思いました。うまみがギュッ!

かぼちゃのシンプルココナッツカレーは、おやつの時間に「善哉ですよ〜」って出てきたら喜んで食べる感じの味と食感だった。かぼちゃの甘みだけで他に甘味料は入ってないけど、ココナッツミルクの甘味とまろやかさに小豆の風味とほくほく感が合わさって良い感じに肩の力が抜ける…や、やさし〜!(食べ物の感想で優しい味って言いたくない)

空豆のサブジはさ〜、もう感想無くても分かるでしょ!美味しいよ!!!ビール!!!!!

茄子のシンプルスパイスローストもビール飲みたい味だったな。これは濃いビールよりキンキンに冷えたさっぱり系のビールを合わせたい。今日のメニューの中で一番ダイレクトにスパイスが舌に刺激を与えてきて、辛味(韓国産赤唐辛子を使ってます)が効いていると感じました。

適当に添えたひよこ豆ヨーグルトが結構良い仕事してくれて、なんでヨーグルト(と酸味)はこんなにスパイスに合うの〜???って目を白黒させながら食べました。

カレー今昔

小さい頃から食べてきた“カレーライス”のことを思い出すと、カレーとライスで完結してるのが普通(豪華にしたい時はチーズやカツのせてた)だった。そういえば親がカレー作る時は前日の夜から仕込んでたな。当日はよそって食べるだけで済むから、食事の用意をしたくない時などに心強い“みんなが喜ぶ平和メニュー”だったんだろうと思います。子供の頃はカレーさえあれば何回でもごはんおかわりできるからへっちゃら(むしろサラダいらない!)だったんだけど、それも歳を取ると変わりますね。

昔何よりも大好きだった白飯においてはもう食べなくなっちゃったし、何回もおかわりするのは気が引けるし、サラダ(野菜)は多めに食べないと落ち着かない。子供の頃の私(というか5年前くらいまで)が今の私を見たらしゃらくせーって感じですわ。

スパイスカレーを作り始めて一番嬉しいのは色んな種類をちょっとずつ食べることができることかもしれない。それぞれの個性を感じながら一品ずつ食べるのも楽しいし、相乗効果で新たな美味しさを発見できるのも面白い。煮込めば煮込むほど美味しくなるわけでもなさそうだから(もちろんそういうカレーもあるのだろうが)、気負わずに取り掛かれる。実際、野菜を切って炒めるくらいの作業だからやってみると意外と気楽なのも好きだ。



パンを焼くために使わせてもらいます