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嵐のライブフィルムを観てきたお茶の間ファン

実はこの日の休みをずっと楽しみにしていた。その理由は、家族で映画館に行く予定になっていたから。


私以外の家族は午前中別の用事があり、私は1人で家でじっくりのんびり身支度を整えた。アイメイクもアイブロウもリップも、今日はバッチリ決まった。こういう日は本当に気分がいい。なんでも思い通りになる気がする。私は家族全員分のチケットが入ったお財布を持ったか何度も確認してから家を出た。そして映画館のある駅で私たち家族は集まった。

ここから先は、いち茶の間ファンの感想なので優しい目で見てください。


私の母と妹は嵐ファンだ。

特に2005年〜2010年くらいの楽曲が好きで、この時期は私も毎年ライブに連れて行ってもらった。ちなみに母は大野くん、妹はニノのファンである。2人には負けるけど私も嵐が好きなので、映画館でこのフィルムを観るのを楽しみにしていた。シアターに入るとその回のお客さんは私の家族だけで(1つ後の時間はそこそこ埋まっていたのに……)なんと映画館貸切で楽しむことができた。なんて贅沢…!


とにかくこのライブフィルム、カメラワークがすごい。「ライブ」という催しを客観的に記録しているだけではない。観客側の心の昂りが、さも会場に自分がいるかのようなカメラワークによって味わえる臨場感。そして何よりステージ側から、目の前に広がる光の海を見て、自分も嵐のメンバーになってステージに立ったかのような高揚感があった。


時には観客、時には嵐の気持ちになって、そこには愛しかなくて、私は3曲目ですでに泣いていた。

松潤の観客やステージ全体を引っ張る力が凄くて、元々一番年下でデビュー当時の可愛らしい姿を思い出してはその成長に感動し、ニノの歌声は正に「エモ」という感じでしなやかで強いのに切なくて個人的に大好きだし、相葉ちゃんの笑顔が本当に本当に可愛くて、相葉ちゃんが笑えば私もにっこりしたし、大野くんの歌とダンスは圧巻で、あのステージそのもののクオリティをがっつり底上げしているのが流石だ。そして、前から薄々気づいてはいたが、ステージでの櫻井くんが本当に格好良かった。割と序盤にメンバーが1人ずつ観客を煽っていくのだけど、そこで私は櫻井くんに釘付けになった。どうしてだろう。なんかこう、嵐のライブという世界にあそこでグッと引き込まれた気がしたのかもしれない。あとラップを歌う櫻井くんの力強い眼差しや姿勢が本当に本当に格好良かったし、ピアノを弾いている姿も良かった。忙しい仕事の合間に練習してあんなに弾けるようになるの、大変だったんだろうな。すごいな。

ライブフィルムが終わって母と妹と感想を語り合ったが、私は櫻井くんばかりを目で追っていたけれど、母は大野くんを目で追っていて、妹はニノを目で追っていたので「ここ良かったよね〜!」が三者三様だったのは思わず笑ってしまった。

5人それぞれ違ったいいところがあって、お互いをお互いが補い合って、嵐はこんなにもいいグループになったんだな。完璧な人なんて1人もいない。でも、5人はこんなにも輝いてる。

明日から、私もまた頑張れそう。

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