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紅い高麗人参

日本にも進出している正官庄という高麗人参のブランドは、韓国でも贈答品にうってつけの高級ブランドとして確固たる地位を誇っている。仕事柄、お世話になったからと高麗人参エキスをいただくことが多い。
以前は高麗人参を乾燥させたものを薄くスライスしてゼリー漬けにしたものや、お茶みたいにお湯割りにして飲むものが主流だったが、最近では飲みやすく一回飲む分がスティック状に入っているエキスが広く出回っている。
しかし、私はあの独特の香りと口に残る漢方薬の味、好きにはなれない。良薬口に苦しと我慢して飲んで、チョコレートをひとつ頬張るしかない。
ところで、一口に高麗人参と言っても加工の仕方によっていろいろ呼び方があるようで、一般的によく売られているのが「紅参(ホンサム)」というもの。何故に紅なのか分からない。実際には紅というよりどす黒い見た目なので黒参に近いと思うのだが。とにかく、ゴールドと紅でデザインされたハードボックスに入っている紅参は高級感あふれるイメージで、贈答品にはぴったりなのだ。

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