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地下鉄デビュー

かわいい子には旅をさせよ、とはよく言ったもので、子どもの独立心を鍛えるには一人でサバイバルをさせるのがよい。と同時に、親が子離れをする訓練にもなるようだ。
うちの場合どちらかといえば私が放任主義で妻が干渉主義な感じだ。あくまでもどちらかと言えばのレベルであるが、これは日韓の文化の差もあるかもしれない。ただ私は緊急時に親の助けがなくても本人の判断で自分の身は自分で守れるようになってほしいと願っている。だから、いろんなことに挑戦してもらいたいのだが、やはり親の立場では心配が勝ってしまうのはやむを得ないことだと思う。
昨年、私は4年生の息子を一人で地下鉄に乗せることを提案した。息子は乗り気で、妻は反対した。協議の結果、私が息子の承諾の上息子を尾行することにした。絶対に息子からは見えないところから息子の動きをチェックしつつ、逐次携帯から現在の状況を伝えてもらった。
最終的に英語の先生が待つ地下鉄の出口まで無事到着することに成功。私と妻の子離れも一歩前進したわけだ。
今では息子も自信がついて一人で地下鉄に乗れるようにもなったし、乗り換えにも成功している。

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