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設定集


世界観

2522年の地球が舞台
300年前の2222年に世界中の上空に突如として謎の巨大な穴が開きそこから瓦礫やモンスター等が降り落ちて来た事によりそれまでの常識の全てが変わる。
しかしそれと同時に未知なる力「魔力」も溢れ出てきた為それに目覚めた者たちにより形勢が逆転。完全にはモンスターの脅威は去らないが以前の文明を取り戻している。以降これらを『ホール災害』と呼んでいる。

ガイア

地球とホールによって繋がってしまった地球とは別の世界。科学とは別に魔法技術が発達している。

ホール

ガイア側からの一方通行で地球側に様々な物が吸い出されている。

渡り

ホールからモンスターや瓦礫の他にごく稀に人も現れてくる。それを渡り人、渡りと呼ばれる
渡り人は地球人よりも魔法に精通しモンスターに対する対処も熟知しているため渡り人を発見した場合丁重に保護している。

ガイアにおいてのハンター制度

ガイアにおいてハンターの立場は大変優遇されている。
モンスターは驚異と同時に多大な恩恵をガイア人にもたらしていた。革、肉、骨、角、爪、そして魔石である。それらをもたらしてくれるハンターは完全実力社会ではあるものの上位の等級になれば貴族と同等の扱いを受ける。等級は下から白、青、緑、赤、銀、灰、黒級である。

魔法
主に空気中の魔素に作用するタイプと魔石等を媒介して発動するパターンが存在する。威力などは発動者の技量により異なる。例えば同じ火魔法でも発動者のコントロール、使用魔素のバランスなどによって段違いになる。

ギフト

魔法とは別の特殊な能力。未だ未解明な部分が多く研究途中であるもののその効果は絶大である。個人個人目覚めるギフトは異なり二つとして同じものは確認できていない。そして、覚醒するタイミングもバラバラで厳しい鍛錬の元覚醒する場合もあれば生まれ持って覚醒している場合、子供が遊んでいる途中に覚醒した例や老人が前触れもなく突然覚醒した報告もあり、謎な部分が多い。

GNAD

Garde not afraid of deathの頭文字を取った名称。ホール災害によってもたらされるモンスターによる被害の救済また魔法を使用した魔法犯罪の取り締まりなど活動範囲は多岐にわたる。どの国にも属さず、かつ干渉されない代わりにどの国に対しても手を差し伸べる団体。第8部隊まで存在し、それぞれポーン、ナイト、ビショップ、ルーク、クイーン、キングのチームがあり、それぞれ役割が異なる。



キャラクター紹介

カイル・アッカード

本作の主人公
18歳
ガイアにある小国『スピアーノ王国』出身。孤児院の前に捨てられた捨て子であり両親は不明。しかし持ち前の明るさで敵よりも味方を多く作る。家名は育った孤児院の名前を頂戴した。
天性の魔法の才能に恵まれ本来高難易度と呼ばれる違う属性同士を合わせて発動する合成魔法を感覚でやってのける。戦闘スタイルは我流で武器を選ばず戦う姿から『百器』と呼ばれる
『灰』級ハンター。


クライブ・オーステン 

カイルが所属することになったGNAD第五部隊クイーンチームのリーダー。
冷静沈着で常にメンバーの事を考える頼れる上官である。ただあまりにも自由な行動をするメンバーに胃痛と頭痛を併発する事もしばしば。
主な戦闘スタイルはハルバードを使用した槍術を得意とする。若かりし頃は単独でモンスターの群れから1つの街を救った逸話がある。38歳


テリンジ・キット

クイーンチームのムードメーカー、クライブが不在の際はリーダーの代役を務めることもしばしば、元々は一般家庭出身で何不自由なく平凡に暮らしていたがモンスターに故郷が襲われ年の離れた妹を残し家族全員帰らぬ人となる。その際救ってくれたGNAD隊員に憧れ入隊を希望する。
主な戦闘スタイルはGNAD製の特殊アーマーの兵装を使用した高速戦闘。動体視力がずば抜けておりスピードスターの異名を持ち片刃の大剣を使用し、大型モンスターとも渡り歩ける。


ノーランド・ワンダ

クイーンチームの料理番。食に対するこだわりも去ることながら食材の探究心は随一である。
仲間思いである反面、食事をジャマする者には誰であろうと容赦しない。元々は幼少期に1度だけ食べたドラゴンの肉を求め世界を放浪の旅に出ていた所に出会ったテリンジと意気投合し入隊となった。主な戦闘スタイルはギフトである『収納』の能力により仕舞いこんでる弐対の異形の武器『荒噛(あらばみ)』を使用した高威力の斬撃。片方のみを使用した場合でも凄まじい威力を誇る。


ミュードリスト・ディ・ヴァルデ

クイーンチームの隊員、普段はマスクを装着し感情が読みづらい。謎多き人物であるが知識欲に貪欲で知りたいと思ったものを目の前にするといてもたってもいられなくなる。実はガイアにあったヴァルデ王国の第14皇子。ホール災害の原因を作った人物を追っているようだが真相はまだ明かされない。
暗殺術が得意で武装もそれに伴っている、風魔法の派生、雷魔法も得意ではあるがここぞという時の切り札に使用する為それを知る人物は少ない。



二ーレイ・ヒュウサ

クイーンチームだけではなく、おそらくGNAD内最強の人物。世界でも五指に入る実力者。
普段は寡黙で感情を表に出さないが熱くなる一面もある。多くを語らない性格の為恐ろしい人物であるという噂が独り歩きしている悩みがある。
戦闘スタイルはナイフ、拳銃以外の武器は使わず徒手空拳。身体強化という魔法の中でも最高難易度の魔法を使いこなし生身で大型モンスターを打倒する。


メリー・ガオラル

クイーンチームの中でいちばん小柄な女性隊員。寡黙な隊員がいる中で1番の無口で必要以上の会話をしない。同じチームメイトのステラにはある程度話すがある程度である。幼少期に魔法犯罪を行う組織に目の前で両親を殺され密かに復讐に燃える。
銃火器の取り扱いに関してはGNADの中で随一で銃を持ったメリーには誰も近付けない。さらにギフト「サーチ」に覚醒しており視界に入った物の、温度、心拍数、魔力量その他スナイプに必要な全ての情報を得ながら戦う。


ステラ・ライトール

メリーとは正反対の快活な女性隊員。自信家であり、どんな敵にも立ち向かう。反面、心優しくもあり災害孤児などに密かに支援などもしてる。
大地魔法の派生である木樹魔法に長けていて密度を高くした大樹を操り敵を圧倒する。


ミラ・ブラウンホース

GNADの医療チームのトップ。
現代医学と治癒魔法を組み合わせ生きていさえすればどんな重症も治す腕前はGNAD全隊員から信頼されている。性格は明るいが悪く言えば雑、賭け事が好きでよく仲間内でノーランド料理の食事券を賭けて勝負をしている。過去にクライブと何かしらあったようだがあまり語りたがらない。

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