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ネイルサロンで理想通りの爪にしてもらうためのコミュニケーション

ここ1年ぐらいで、ネイリストさんに自分の理想を伝える能力が上がってきた気がする。その結果、人生の幸福度が上がっていい感じである。
特に、「脳内で箇条書き」のくだりが重要。何かの役に立てば幸いです。

筆者プロフィール

  • ジェルネイル歴約5年

  • 既定メニューからデザインを選択するのではなく、自由にリクエストする方式のネイルサロンに通っている

好きなデザインを探す

日頃からinstagramなどで、やってみたいデザインを集めておく。
ゼロから考えるのはおすすめしない。プロではない自分が思いつくデザインなんて、たかが知れている。プロのデザインの中から好みを探す方が、良い結果に繋がりやすい。

チップ単体ではなく、人の手にアートが施された写真を見る

自分の肌の色や爪の長さ・大きさに合いそうか、客観的に検討する。自分と手の色や爪の長さが違うデザインは、「これが自分の手に乗った場合、本当にいい感じか?」を自問する。

自分の服とネイルデザインの相性は気にし過ぎない。スーツ以外なら、大体合う。自分の体全体に占める爪の面積は微々たるものなので、大した影響はない。
ただし、ヘアスタイルや服などのコンセプトが決まっている場合だけは、服との相性を吟味した方がいいかもしれない。「ギャル」「モード」「ゴスロリ」など。

好きな系統を見つけ、似たものを探す

ネイルサロン・ネイリスト・アイドルなどのアカウントをみて、特に気に入ったデザインを保存する。

  • postに付いているそれっぽいハッシュタグを追う

  • 好きなデザインを提供するサロンに所属するネイリストさんをフォローする

なども有効。

途中で爪を切っても成立するデザインか?を検討する

自分は爪を短く保ちたい派なので、ネイルサロンに行ってから2〜3週間で爪を切ることが多い(本当は良くないが、致し方ない)。細フレンチなど、爪の先端が肝になるデザインは、爪を切った後が残念なので避ける。

逆に、爪の先端がハゲやすいミラーは、ハゲても爪を切ればいいので積極的に選ぶのもアリ。

入店前に、理想形を説明する準備を

写真をすぐ出せるようにしておく

保存した中から、希望のデザインを選ぶ。店に着いてから考え始めると焦って血迷うので、店に着く前に決める。

instagramに保存した写真なら、一旦保存解除→再保存をして、リストの一番上に表示させておく。スクショの場合も同様。

これによって、入店後に心の余裕を保つ

そのデザインのどんな部分を再現してほしいのか、脳内で箇条書きする

画像から受けるイメージや、色の見え方は人によって違うことを肝に銘じる。何を再現してほしいのかをクリアに伝える。メモした箇条書きを、写真と一緒にネイリストさんに見てもらうのも良い。

例えばこんな感じ。

  • 色や形やニュアンスを、別の言葉で表現する

    • (「赤・黄色・白・緑の集合体」ではなく)チューリップの花畑みたいな色使い

    • (「ただのウネウネ」ではなく)水がたっぷりと波打ったような形

    • 「ゼリーのようなプルプル感」といったニュアンス

  • 自分の手に再現する時に、守ってほしいことを定義する

    • フレンチやグラデーションの幅は、爪の先端からの長さを再現してほしいのか、爪全体に占める割合を再現してほしいのか

    • 色は、写真に忠実にしてほしいのか、肌の色に合うようアレンジしてほしいのか

    • 仕上がりの分厚さは、写真と同じようにしてほしいか否か(分厚いとストーンなどが取れにくい/薄いとライトを照射しても熱くなりにくい)

ネイリストさんに希望を伝える

準備した通りに伝えるだけ

ネイリストさんから「デザインはどうしますか?」と聞かれたら、即座にスマートにスマホを差し出し、準備してきたポイントを伝える。
もう心の余裕はバッチリである。

「色見本から選んで」と言われたら、複数の候補から相談する

色見本から選ぶよう言われたら、透明度・色のトーンなどを加味して候補を選び、ネイリストさんと相談する。「●番と▲番の中間が理想」といったイメージがあれば、それも伝える。複数ピックアップし、ネイリストさんと相談するとベター。

ここで、準備してきた脳内箇条書きを思い出すのが大事。
「このポイントを満たすために、どれを選べば良いと思うか」と相談すれば、ネイリストさんは自分のイメージに近い提案をしてくれる。

施術中は具体的にフィードバックする

理想に近づいていない場合

いざ自分の爪にデザインが乗ってくると、イメージと違ってくることはよくあるし、それは悪いことではないと思う。取り返しがつくうちに、遠慮なく軌道修正をお願いしてみる。
伝え方は、考えられる限り最も具体的だとよい。

例えばこんな感じ。

  • ストーンの密度を、爪1枚あたり●個ぐらいに変えてほしい

  • フレンチの幅を、これぐらい(実際に指などで示す)にしてほしい

  • 二度目に色を塗るときに、●番の色も足してほしい

  • 柄を、これぐらいランダムに/規則的に配置してほしい

理想に近づいている場合

脳内箇条書きの中で、何が叶っているか伝える。脳内箇条書きに無かったけれど素敵だと思うポイントがあれば、それも伝える。これによって、理想がもっとネイリストさんに伝わるはず。

例えばこんな感じ。

  • マーブルのニュアンスがシックな感じで、理想通りである

  • 求めていた「ゼリーのようなプルプル感」は、まさにこういうイメージである

  • 自分の手の色に合わせて調整してもらった配色が、手に馴染んでしっくりくる

理想に近づいているか分からない場合

軌道修正したいポイントが思いつかないなら、ネイリストさんを信じて委ねる。そして「いい感じです!」と伝える。

「具体的には分からないけどなんか違う」場合、その旨を伝えてもいいが解決しにくい。後日、何が違ったのか考えて言葉にし、次に生かす。

完成したら喜ぶ

ここまでを実践すると、かなり理想に近い爪になっているのではないか。おめでとうございます!!

仕上がりが気に入ったら遠慮なく表明する。素で「ワーイ」とか言っても、ネイリストさんは引かずに温かく見守ってくれる。ネイリストさんの技術力や温かさに感謝しながら店を出る。

次回ネイルサロンに行って、同じネイリストさんが担当してくれた場合、何が良かったのか再度伝えても良い。

以上です。素敵な爪ライフを!!