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社会教育館『立子山自然の家』

〒960-1321 福島県福島市立子山金井作1
要予約 024-597-2951 管理棟にて受付
キャンプ場利用金 100円 年末年始休館

どっか近くて安いキャンプ場はないかなとGoogle Mapでうろついてて見つけた施設。
家から15分くらいの距離なので「あー、あそこか」と土地勘はある。福島市の教育施設?、景色は期待できそうにないけど100円でキャンプできるのならば...。いつものように「今日キャンプできますか?」と電話を入れてみた。

『少年の健全な心身の育成を図ることを目的とした宿泊型研修施設』ということで主たる目的は教育の一環、なによりも安全を重視するから宿泊者がいる場合は管理人も常駐する決まり事がある。だから当日申し込みは不可、管理人の手配もあるから5日前までに予約して欲しい。
でも今日はたまたま2人の予約が入っているので受付は可能。とのことなのでさっそく出かけてみた。

宿泊棟もある立派な管理棟で受付すると、「先ほどは言い忘れたけど、子供会や学校行事で使う施設なので、じつは個人一人の利用はできない。」とのこと。
申込書の利用人数を最低人数の5人に訂正して5人分の料金500円を支払って受付終了。

炊事棟とトイレ棟も立派なものであり、別料金になるが体育館やテニスコートもあるし宿泊棟も500円で泊まれる、テントや鍋釜食器の貸し出し無料、薪(近所の人が持ってくる伐採材)は使い放題、管理棟に管理人も泊まっているから安心安全、とカタログ的にはまったく問題なし。

駐車場横の砂のサイトと20mほど離れた芝のサイトの2ヶ所。
芝のサイトは水はけが悪く大雨になると足首まで水が貯まるとのこと。
芝サイトはかつてパターゴルフ場として使われていたところらしく、カップが切ってあるグリーンは小高く盛ってある。雨予報は出てなかったけど、年のためにベニア板で蓋をしてあるカップの真横にテントを建てた。

パターゴルフ場のグリーンに設営

その後はいつものキャンプと同じ。焚き火して食って呑んで眠って朝。
管理人は常駐してるといっても付かず離れずの距離で気にはならなかったし、楽しいキャンプができたのもいつもと同じだけれど、「面白かったか?」と聞かれたら返答に困るキャンプだった。
安心安全すぎるキャンプ、教育の一環としてのキャンプに想定外の出来事は起こるはずもなく面白味には欠ける。

テント間の距離も十分
薪は使い放題
乾燥も十分でよく燃える

グループやファミリーが内輪でワイワイするのには安くて空いてて穴場なキャンプ場だと思うけど、サムシング・エルスを期待するような人には物足りないキャンプ場だっただけ。自分のキャンプスタイルには合わなかった。

三方を森に囲まれているので風の影響もないので、新しいテントを手に入れたときの試し張りなどに使うのには適してると思うけど、予約をしてまで泊まる場所ではないなと思ったキャンプ場だった。

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