見出し画像

Kohadaプレイグループやめるってよ

1年弱ほど日本人のプレイグループに通ったのだが、そろそろやめることにした。

もともと子供たちの日本語をキープするため、と思って参加し始めたのだが、息子はすぐ5歳になり学校が始まってしまい通えず(平日開催のため)、娘は日本語があまりわからないので先生のセッション(手遊びやダンス、本を朗読してくれる)にも参加したがらない。

彼女は何をしに行っているかというと、おやつを食べに行っているのである。それはまあ、良しとしても、あまり行くことに意義を感じられなくなりつつあるのでやめることにした。

もともと、日本人の知り合いがほぼいなかったので、私に友達を作るという目的もあった。顔見知りもできたけど、正直なところ友達はできていない。
もともとあまり他人に興味が持てないタイプなのだが、あ、この人もっと話してみたい!って思うママがいなかった。(皆さんも私に対してそうだろうけど)1年通っても友達ができないならこれ以上通っても意味はないし(一応会員制?なのでメンバーはそんなに変わらない)、息子が補習校に行き始めてそちらで日本人の知り合いはできたし、息子の小学校にも数人だが日本人のママがいて知り合いは十分できたのでもういいかなと。

日本人同士のコミュニケーションもすごく楽で楽しいのだけど、せっかく普通に英語が話せて(気づけば20年以上、海外と日本を行ったり来たりしている)ほかの国の人とも英語でコミュニケーションもとれるので、別に日本人との付き合いにこだわらなくてもいいかなと思い始めた。
娘の園にもいろんなママがいて、よく話をするのはチェコ人と中国人。息子のベストフレンドはインドからのお友達でそのママともよく話すようになった。

友達って作ろうと思ってなかなか作れるものでもないし、作ろう、作ろうとすると結局難しくなる。ママ同士だから、日本人だから、といって誰とでも仲良くなれるわけでもない。

夫には、プレイグループの年齢の若いママとは気も合わないだろうしね、みたいなこと言われたのだが、海外のいいところっていろんな年代の人、日本にいたら出会わないような人にも出会えるところだし、本当に気が合えば、別に年齢はそんなに関係ないと思う。

ちなみに私が前職で一番仲が良かったのは、20代の男性社員だった。年も一回り以上違うし、性別も違う。それでも食べ物の好みと、笑いのツボが非常にあった。それでほぼ毎日ランチにも行ってた。はたから見たら、おばさんと若者が毎日のようにランチに行く様は不思議だったと思う。ただ、食べ物に対する熱量が二人ともすごく、さらに面白いと思うことの感性が似ていたため、性別も年齢も(しかも彼は半分外国人だった)超えて友達になれたのだと思う。同じような人がこの国にいれば、たぶん何人でも何歳でもきっと友達になれる。

プレイグループはお当番みたいなものがあり、行かないといけない日があるというのもまた面倒なのと、行くこと自体が楽しいと思えず、むしろ苦痛なので、そこまでしていかなくてもいいかな、と決断するまで1年かかった。

子供ができて、二人とも1年産休育休をもらい、ママ友をつくる、という行動を日本で全くしなかった私にしては上出来だと思ってる。そして子供ができたときから思っていたのだけど、"ママ友"は別に必要ではなく、友達になった人が"たまたまママ"だったというくらいが私にはちょうどよいのだと再確認した。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?